2019年8月24日土曜日

8月23日 巴布亜新几内亜と日本の交流会

昨日と打って変わって、本日はいろいろあり充実してました。


朝8:40にSV(シニアボランティア)さんに迎えに来てもらって出発。
(SVさんは車を運転することが認められています)

ワイガニ小学校へ!


PNGで1番偏差値が高い、UPNG(University of Papua New Guinea)のお隣にあります。

日本の子どもだちと、PNGの子どもたちの交流会が開催されるとの噂を聞きつけて、行ってきました!

暇なもんで!w

お出迎え

詳しいことは何もわからないまま行ったのですが、着いてから情報を仕入れると、

福岡県の

APCC(NPO法人 アジア太平洋こども会議・イン福岡)

という団体の活動で、

ブリッジ チャレンジトリップ

というものがあります。


内容はリンクの通りですが、端的に言えば、

小学校5年生から高校3年生を対象とした、10日間程度の海外ホームステイみたいで、

交流を通して、世界の多様な価値観と触れ合い、思いやりの心を持った地球市民を育成しよう! という活動みたいです。


PNGをチョイスするってすごいですね。

大人も思い切ったことをしたもんだなーと思いますw

心から、無事をお祈りいたします。


PNGには、15人の子どもたちが参加しました。

昨日までの活動は、基本的にはホームステイだったみたいです。

が、

ホームステイと言っても、ここはPNGです。

一筋縄ではいきません。

川でワスワス(シャワー)等の体験をしたみたいです。

おそらく、いたるところでカルチャーショックを受けたことでしょう。

よく頑張りました。

でも、貴重な経験ですよね。

英会話スクールに通うのも大事かもしれませんが、本物を肌で体感するって、やっぱ違うよね!


今日はもう活動の終盤で、

集大成的な意味合いも含めての、交流会みたいです。


内容は2部構成。

前半は、各教室に別れて、折り紙の指導。

PNGの校舎

すんごく薄暗いです。電気は一カ所のみ。

教室の大きさも日本の3分の2程度(以下フラッシュを使用しています)



PNGの子どもたちは、初めての折り紙に悪戦苦闘しながらも、興味津々でやっていました。

言語の壁はなかなか高く、沈黙が多くて、大丈夫かなーと思った部分もありましたが、

アクティビティを通して、次第に打ち解け合い、楽しそうにやっていました。

私も、授業で言葉に詰まることは多々あると思うので、見習わなきゃなーと学習させていただきました。

アルプス一万尺

あやとり

鳩。手裏剣が人気でしたね! NINJA!

日本からミルキーのお土産

Tシャツに寄せ書き(なぜか私にも依頼され僭越ながら書かせていただきましたw)

グレード6の子どもたちと


後半は、カルチャーショーです。



PNGの各部族の踊りを順番に見させてもらいました。




延々と。

全部で2時間くらいかなw

前回のフェスティバル同様、じっくり時間をかけることがこの国の文化なのかなw

無意味なプログラム(約2時間押しでした)


ちなみに、この発表は授業である。 とのこと。

先生方は目を光らせ、成績をつけておりますw



その影響があってかは知りませんが、発表は、どの部族も踊りも衣装も個性豊かで、おもしろかったです。


そのなかで、特徴的な踊りをご紹介。

タリ族の Weep Dance です。

一応「ダンス」となっておりますが、要は成人の儀式。

10歳前後の男子が行う通過儀礼みたいです。

腕、脚、胴をムチで叩かれるのを、表情1つ変えずに、ただ耐える。





全身ミミズ腫れです。

今回は儀式的な意味がなく、ただのパフォーマンスだったため、

見てて普通に胸が苦しくなりました。

身体を張って見させてくれて、本当にありがとうございます。


お返しとばかりに、こちら側からのパフォーマンス。

まずは、APCCの事業で、日本に来たことがあるPNGの子による、組体操!

今回はホームステイや通訳で橋渡し役になってくれていました!



続いて、日本チームからのパフォーマンス。

まさかの「よさこいソーラン!」


思わず、ドタ参しましたw


駒ケ根で予習してきて良かったー! まさかPNGで踊るとはw


最後は、全員参加型ダンス!




閉会式。

なんと、ギフトをいただきましたー!


ハイランド地方(山岳地帯)で寒いときに被る帽子みたいです。

原宿にいそうだね。と言っていただきましたw


その後、ご飯まで用意してくれました。


けっこうガッツリw

普通においしかったー!

至れり尽くせりです。


とっても素敵な会にお招きいただき、ありがとうございます。

校長先生と。

まだ、当ブログでは触れていませんが、環境問題もPNGの課題の1つです。


折を見て、記事にしたいと思います。


今回、APCCに参加している子どもたちと絡むなかで、個人的にいろんな感情が込み上げてきました。


自分が知らないだけで、探せば様々な制度があるんだなーという、驚き。

子どもたちに様々なことを質問されても答えられない、羞恥。

参加を決断した子、送り出した親への、尊敬。

この時期からこういう経験ができることへの、憧れ。

この子たちがどのように成長していくかの、期待感。


10日間で日本ではできない貴重な経験をたくさんしたことと思います。

その経験をどうしようが個人の自由ではありますが、

1人の教育者として、

1人の日本人として、

1人のPNG関係者として、

自分の将来はもちろんですが、

それだけに留めず、家族や友人等、身近なところからでいい。

少しずつでいいので拡げていき、

日本や世界に繋げていってくれたらなーと思います。

ボランティアでスタッフとして参加していた、未来の青年海外協力隊員の夢も陰ながら応援しています!



帰り道。

なんか道が混んでいるなーと思ったら、検問をやっていました。

普通に通り抜けようとしたら、止まれと。

なんだなんだ?

この国では、車に国が認めたシールを貼らなければならないらしく、

汚れてたり、はがれかかっていたりする場合、止められることがあるみたいです。

また、それかなーと思っていたら、違いました。

日本人だからという理由で、停車させられ、

舐めるように、車内を物色され、

思いついたかのようにひとこと。

「なんで後部座席の2人はシートベルトをしていないんだ?」

ってさ。

あー、それはごめん。

往路はつけてたんだけど、復路は完全に気を抜いていました。

んで、今この場で400キナ=13000円払いなさいってさ。

出た!

今回は我々に過失があるから、何も言えませんが、

PNGの警察官の一部は、外国人にいちゃもんをつけ、私利私欲のために高額を請求する場合があると学習したやつだ!

その場合、役所に行って支払うのが正規の方法で、その場で支払いを命じられることは絶対に無いと伺っております。

だから、冷静に、

「どこで払えばいいのか教えて」と、聞きました。

「ここで払え」と。

「ここでは払わないよ」「ここで払え」・・・

埒が明かないので、「大使館に電話しますね」と電話をするフリをしたら、

「今回は1回目だから、見逃してやる」とのこと。

・・・・・

海外で車に乗るって大変なことですね。


我々は、JICAから運転を認められていないため、することはありませんが、

同乗者としても、意識をより高く持たねばと思いました。

SVさん、ご迷惑おかけしてすみませんでした。


その後、気を取り直して、RPYCへ。

いつも通り、走って頭をスッキリさせようとしたら、駐車ゲートで止められました。

今日はよく止められる日w

おそらく「JICA」と書かれた、いつも利用しているJICAが契約している車に乗っていかなかったからでしょうか。

会員じゃないなら入れないよーって。

出た。

もう話がついてるよーって言っても、ダメの一点張り。

ご飯食べたり、カフェ使ったりすればいいよーって言われてるよー。と言っても、ダメだ。

ガードマン呼んできてくれって言うと、もう帰ったよーって。

これはちょっと無理そうだなーと思い、

世間話をして、ご機嫌を取ろう作戦を発動!

今日は涼しいねー。

立ち仕事大変そうだねー。

ここのランチおいしいよねー。

打ち解けてきたので、再挑戦。

「今日最後にするから中入らせてくんない?」

「ダメだ」

・・・強敵現れた!w

これは無理だなーと思い、諦めました。

でも、帰るにしても、治安の都合上、徒歩移動できないため帰れません。

「バス待たなきゃいけないから、カフェだけ利用させてくんない?」

「それもダメだ。早く敷地内から出ろ。」

ぶー。今はもう何を言ってもだめだな。

外でバスを待つなんて、危険すぎる。

とりあえず、通りすがりのいろんな人に挨拶して、声かけまくって、

オレには知り合いたくさんいるんだぜアピールを周囲にして、安全を確保することで、バスが来るまでの20分間を耐えましたw


あーもー完全に無理んなった。

明日以降も厳しいだろうなー。

素敵な場所だったんだけどなー。

居場所を完全に失った。

あーーーーーーーー。


・・・っていうか、ドミのトレッドミル早く直らんかい!!!!!

原因はそこだぞ!


明日から、完全にやることない、暇な週末が始まります。。。

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