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The song of praise

4月 18, 2020 0
1回ブログをひとつにまとめました。

行ったり来たりでご足労おかけいたしますが、

よろしくお願い致します。

また、重ね重ね申し訳ありませんが、

現在、ページ送りが上手くいかないかもしれません。

修正されるまで、右側のArchiveをご活用ください。


2020年4月17日金曜日

【号外】ウェスタンプロビンスで陽性が確認されてしまいました。

4月 17, 2020 0
4月16日PNGで新たな陽性患者が5名報告されました。




内訳は、





イーストニューブリテンで1名。

(37歳男性)

ポートモレスビーで1名。

(42歳女性)

ウェスタンプロビンスで3名。

(12歳男性、30歳男性、年齢不詳成人女性)



イーストニューブリテンは、

2例目が発見された、OISCAがある州です。

やっぱり、感染者が出てしまったかー。



ポートモレスビーは首都で、

すべてのハブとなっており、

人の出入りが多いからかなー。



そんでもって、

1番問題なのは、

ウェスタンプロビンスで出てしまったことです。

しかも、3人も。



感染経路はどこ?



報告させていただいた通り、

州境は封鎖していたはずです。

どうして入ってきちゃったんだろう。

物を輸送しているタイミングかな?





ウェスタンプロビンスって、

私の任地キウンガがある州です。





他の2つの州と比べると、

かなーり田舎です。



大丈夫かな?



ウェスタンプロビンスのどこだろう。



ウェスタンプロビンスと言っても広いので、

キウンガのお隣の金が採れる鉱山を有するタブビルのようなところだったら、

病院があるからまだいいですけど、

キウンガに入ってきちゃったら本当に終わりだよ?

病院無いんだよ?



むちゃ心配です。





今回の感染者の確認に伴い、マニング警察長官は、

首都圏地区、セントラル州及びウェスタン州を対象に、

16日(木)20時から4月30日(木)まで有効な措置として、

以下を内容とする国家緊急指令を発表ました。



○20時から6時まで外出禁止。

○全てのpublic gatheringの禁止。

 ただし、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、港湾、空港、ホテル、銀行、薬局等は営業可能とする。

○レストランは、食料及び非酒類のテイクアウトのみ可。

○公共の場における集まりは、4人以下まで。

○公共交通機関(タクシー含む)の運行を禁止。

○酒の販売及び購入を禁止。

○公共の場での飲酒を禁止。

○PNG国内における国内線の禁止。

 ただし、警察長官又はその代理による書面の許可がある場合を除く。

○賭博場、ナイトクラブ、パブ、スポーツ場、スポーツクラブ、教会等の閉鎖。





基本的に人が集まるものは禁止ということですね。

以前から制約があったから、

そこまで大きな変更は無い感じですね。



いやー、

すごく心配だ。



でも、

医療体制が整ってない、衛生面がよろしくない、

ってのが前提としてあるからこそってのもあると思いますが、

この瞬発力、スピード感ある対応はすごいなーと思いました。



あとは、

彼らがどれだけ守れるか。



雨でも良いから手洗ってよ!?

なんとか耐えてくれよ!



報道でしか現地の状況がわからないから余計心配。

町の様子はどうなっているんだろう。

住居契約解除の補足と訂正

4月 17, 2020 0
先日号外として出した住居契約の件について、




本部とPNG事務所から、追加のメールが来たので報告します。





〇 まず、契約解除に至る理由について。




- 長期間住居を無人にしたり、残置荷物を放置したりすることで、盗難などのトラブルになった経緯があり、それを避けたいから。

- また、我々の多くの住居は地方にあり、脆弱性から安全対策に配慮したため。




 なるほど。

それは一理ありますね。

私含め、多くの人が住んでいる所バレバレですからねー。

家を長期で空けるってのは大きなリスクがありますからねー。

あとは、管理者の力量ってことですね。

校長。

信じてる!




〇 そして、以下は、


私が問い合わせていた3点についての回答です。

(注 クレーマーではありませんw)



・ 家賃等の支払いが生じない、隊員の住居契約を解除する理由はなにか。



- 前回の最初のメールでは説明が不足しておりましたが、配属先住居については「住居契約解除」とはなりません。



マジ!?

なーんだ。

言ってよー。

配属先から提供してもらったり、ホームステイしたりしている人は対象外で、自分でアパート等を契約している人のみってことね。

「全員」って書いてあったんだからそりゃ勘違いするわ。

説明不足というよりむしろ、完全なる誤報ですよねw

そうとしか受け取れません。



なお、同時に寄こされた以下の文

「再赴任までの間、住居内の物品(私物家電製品含む)をそのまま保管頂くように協力依頼をします。」は、

かなーーーり心配ですw

校長、頼む!w





・ 高額な家電を初期費用として購入しているが、再赴任となったときに、新たに赴任手当てがでるか。


- 避難一時帰国後、再赴任となる場合の新たな赴任手当は基本的にはありません。




そーだよね。

期待はしていなかったけど。

そーゆーことね。

再派遣時は、また、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ買い直しかなー。

高かったんだけどなー。

自分でアパート借りていた人、かわいそう。。





・ ドミトリーの契約はどのようになりますでしょうか? 私含め、多くがドミトリーに私物を残しています。



- ドミトリーの契約はそのまま継続(11月末までの契約)しますので、そのまま私物はドミトリーに保管される予定です。再赴任時にそのまま受け取れます。



それはありがたい!

長期間で契約を結んでいたのかな?

契約更新のタイミングの問題かな?

月100万円の家賃がかかるドミトリーを数カ月無人で放置…。

と、考えるとかなりもったいないですが、

緊急事態だしやむを得ない出費ですね。





以上を踏まえ、


前回は、

全隊員の住居契約解除とメールが来たため、

正直、

「あーもう終わった。もう戻れないな。完全に契約解除だな。」

と思いましたが、

今回の補足により、少しだけ希望の光が射しました。

1700人のうち、どれだけの割合の方が自分で住居を見つけるタイプかはわかりかねますが、おそらくそこまでは多くないはず!(と信じたいw)



月下旬の連絡がないと何も言えませんが、

とりあえず、

ハンドブックに則り、最低でも120日間は契約解除にならず、

待機させてくれるはず!

と信じてる。。



戻ったとしても、

家の中や、家電がどのような状態になっているかかなーーーーり心配ですが、

戻れないよりは、まーいーでしょう。



できることをやるしかない。





 追伸

つい最近募集を締め切ったばかりの「2020年春募集」は、

事業再開の目途が立たないことから、

選考が中止になったみたいです。

何年も前から受験を検討していた方や、

一大決心して応募された方もきっといることでしょう。

募集がいつ再開されるのかわかりませんが、

彼らの思いも背負って活動しなければ。

と思いました。

PNGの現在(4月上旬)

4月 17, 2020 0
通常は水曜日と土曜日の週2更新ですが、



4月9日(木)に号外を出させていただきました。

いままで頑なに守っていたのにw



まだ読まれていない方がいらっしゃいましたら、

そちらもぜひよろしくお願い致します。

kanegonung.hatenablog.com









  **以下、本日の投稿**



私たちの家の次は、

現在のPNGについてです。



以前、紹介させていただいたように、

4月2日付けで、

PNGでは非常事態宣言が2カ月延長されました。



それに伴い、政府は4月7日から以下の措置を執ることにしました。


・国内線については、主要都市のみ、便数を制限して再開する。

 ただし、旅行を必要とする十分な理由があること。
・公共交通機関の運行が再開される。

 ただし、25ー30人乗りは15人まで。それ以外は許容上限より5人以上少なくすること。

 (おそらく、メインの対象はPMVという公共バス)

警察長官の書面による許可がある者等以外による、ウェスタン州、西セピック州、東セピック州、及びコロナウイルス感染者の存在が確認された州への出入りを禁止する。

 ただし、燃料、食料、医薬品、不可欠なサービスの関係者については引き続き越境可能とする。

 (簡単に言うと、医療体制が整っていない地方都市へは行けないということ。キウンガはウェスタン州です。はい。ド田舎です。)

・それらの州以外の徒歩、車両、船による州境の移動は制限されない。

・学校は4月27日(月)から再開する。
・酒類の販売は許可されたスーパーマーケット、レストラン、ホテルのみに制限する。


 * なお、イースター連休中(9~14日)は国内全域の公共交通機関を停止する。


こんな感じです。



3月20日(私たちの出国前日)に1例目の感染者が出たあと、

発症者が出なかったため、規制緩和傾向にある感じですかね。

1が2にならなくてよかった。



ところが、

4月6日、

マラペ首相が記者会見を行い、

PNGで2例目の感染者が出た旨を報告しました。



それが、

海外渡航歴の無い40歳女性。



まさしく、

「非常事態」です。



というのも、

1例目は、ヨーロッパからPNGに入国した、オーストラリアの方でした。

(その方は、治療を受けるために母国に帰りました。)


速やかに国境を封鎖したこと、

その後発症者が出なかったことから、

PNG国内にはウイルスは一切無いということになっていました。



しかし、

ここにきて、

海外渡航歴の無い現地の方の発症・・・。


当然、

感染経路は現時点で不明。。。



政府は、ただちに、

その地域の

州境閉鎖。

PMVの運航停止。

休校。

夜間外出禁止。


と策を講じましたが、

どうなるんでしょうか。




スタッフさんが言っていましたが、

PNGのそれぞれの任地は、

陸路がなく空路でしか移動できないため、

すべて離島扱いになるみたいです。

だから、

他国と異なり、

我々の首都退避は早く決断できたんですって。


逆に言えば、

空路のみのため。

州境の閉鎖をしやすく、

封じ込めやすいのは事実です。



でも、

人と人との距離が近く、

衛生状態があまりよろしくないのもまた事実です。


  

今回の発症地域はココポです。


派遣されてすぐ総会を行った場所。

現地語訓練を受けたOISCAの近くです。


そうです。

同期や先輩、後輩等、

活動している人が1番多い場所であり、

多くの戦跡が残っていることから、観光客が最も集まる場所でもあります。


先生が大丈夫かな。


キウンガと異なり、

ある程度栄えている都市のため、

最低限の医療は受けることができると思いますが、 

侵入経路がわからず、

すでに誰かにウイルスが潜伏している可能性もあり、

おそろしい状態が続いています。

一気に感染拡大されなければいいですけど。。。



そして、

仮にコロナウイルスが落ち着いたとしても、

同期たちは任地ココポに戻れるのか?

風評被害とか大変なことになってないかな。

万が一犠牲者なんか出てしまったら、、、

日本人、アジア人というだけで、

つらい経験をしそうです。

人のことを心配している余裕もないですが。


みなさん同様、

本当に先行きわからない状態が続いています。

【号外】住居契約の解除

4月 17, 2020 0
4月9日PNG事務所より、連絡がありました。






内容を端的に言うと、

「世界中全隊員の住居契約の解除手続きを速やかに進める」

です。



主な内容は、

・住居契約を5月末で解約する

・家賃支払いを5月末までとする

・私物の残置荷物の整理を行う





我々の住居決定については、

主に2通りあります。



①ホームステイを含め、配属先から提供される場合

②アパート等を自分で見つける場合





PNGは基本的には①にあたるため、

家賃を支払っていません。

よって、ただ私物を整理し、

学校等の配属先に返還するだけです。



すなわち、私の場合、

あの慣れ親しんだ8回泥棒に入られたキウンガの家が、

私の家ではなくなるってことです。



ちなみに、国内線が制限されている状況から、

我々の私物整理はスタッフさんではなく、配属先が行うみたいです。

そんでもって、

生活のための初期投資として購入した電化製品は、

私物整理の対象にならないみたいです。



大事なものは残してきてないけど、

電化製品が対象にならないのは、

なーーぜーーー。

2年間を見越して買ったのに。

いくらしたと思っているんだ。

もし戻ることがあっても、

どーせ無くなってたり、

ぐしゃぐしゃになってたりするんだろうなー。

次に住むの誰だろう。

きれいにしてたんだけどなーー。





その他、自分で見つけるタイプの②の方々は、

決められた予算内で自分たちで住居を見つけ、

事務所が家賃を負担しています。

ということで、

今回の決定のメインはこちらにあたるかと。

家賃の負担をしたくないでしょうからねー。







でも待って。





我々は、

世界中に1700人近く派遣されているみたいです。



今回の発表により、

その住居がゼロになります。



世界に平和が戻り、

再派遣できるような状態になったとしても、

1000を超える住居を一から見つけるって、

いったいどのくらい時間がかかるんだろう。





うん。



ちょっと考えればわかる。





短期で帰る見込みがほぼほぼ無くなったってことですよね。。。





むしろ、



全員契約解除も現実味を帯びてきましたね。





今後に関する連絡は4月下旬にくるみたいです。





我々はいったいどうなるんでしょうか。







非常事態宣言が発令されましたね。

みなさん、これまで以上にお身体ご自愛ください。

令和の飲み会

4月 17, 2020 0
4月5日、Zoomで、オンライン飲み会ってやつを体験しました。




駒ケ根訓練時代の生活班メンバーと。



これが令和スタンダードってやつらしいです。



任期を終えた先輩たちを見送るための、

オンライン座談会ってのはちょこちょこやっていましたが、

オンライン飲み会は初めてでした。



経験してみて、

自分に合っているかも

と思った部分と、

いや、向いてないな

と思った部分があったので、

紹介したいと思います。





まず、

合っているかなーと思ったところから。



1.お酒を飲まなくて良い

何度言っても誰からも信じてもらえませんが、

私、お酒好きじゃないんです。

キウンガ時代は月1回飲むか飲まないか程度でしたし、

日本に避難してきてからもまだ1度も飲んでいません。

理由は、

単純に好きじゃないから。

おいしくないし、

飲むと疲れるし、

作業効率落ちるし、

あとお金もかかるしね。

社会人になったら1回の飲み会で5000円とか普通にかかるけど、

もしお酒を飲まないとしたら、5000円でむちゃ良いもの食えるしね。

飲み会の場は好きですが、

飲まなくて良いならそれはそれでOKなんです。



2.作業しながら参加できる

静止画になっている。

知らない人が紛れ込んできた。

と度々突っ込まれましたが、

ブログを書きながら、ネットサーフィンをしながら、

ラジオ感覚で参加できるのは便利だなーと思いました。



3.家でできる

出不精の私にとってはこれが最高にありがたい。

飲んだ後帰るのめんどくさいし。

逆に家のなかの様子が映り込んでしまったり、

スウェット丸出しで参加してしまったり、

と、少し恥ずかしい部分もありましたが、

ラクで良いです。



4.居住地を問わずできる

これが1番大きいですかね。

今回の飲み会に、

北は北海道、南は沖縄まで参加しましたからね。

これは純粋にすごい。

同時に、

コロナウイルスの影響でテレワークが推進されていますが、

数年のうちに世界がこういう方向に進んでいくんだろうなーと

実感しました。





続いて、

向いてないなーと思ったところ。



1.いつ話して良いかわからない

最大9人参加という飲み会だったということもありましたが、

大人数でのやりとりはめんどくさいですねw

もとから人間嫌いで、

5人以上の飲み会は苦手というのもありますが、

いつ話していいかわかんないし、

相槌うちづらいしし、

うつのもめんどくさいw



2.長い

結局20時にはじまって24時くらいまで続きました。

久しぶりだったため、

積もる話もありましたが、

閉店時間や終電を気にしないということで長くなりがちですね。

なんとなく途中で抜けづらいし、

ある程度時間制限を設けた方が参加しやすいし、

抜けやすくて良いのではないかと思いました。



3.常に自分の顔面がスクリーンに映りつづける

こんな苦痛ないw

なんで自分の顔面を見続けなきゃならんの?

みんなに晒し続けなきゃならんの?

誰も見てないと思いますが、

これはちょっとやだなー。

監視されてる気がして。

自分だけ画面切って参加したかった。





こんなとこですかね。



一応客観的な視点を持ったつもりで、(主観多いけどw)

良い側面と悪い側面を述べました。



勘違いされると困るので、

明確に示しておきますが、

楽しかったです!



うそじゃないよ?



久しぶりに同期と話して、

(というより、一方的に聞き流し続けてw)

あーそういう考えあるんだー

とか、

他国ではこういう状態だったんだー

とか、

みんなの活動の様子

とかを知れたのは良かったです。



こういう刺激を求めていたからね。



今後もこの縁を大切にし、

同期と切磋琢磨していきたいなー。

みんなで最後までやり遂げたいなー。

なんて思わせてもらえました。





最後に。

令和スタイルの飲み会のルールを学びました。



すべったときや、

答えにくいときは、

電波のせいにして黙れば良い。

みたいです。



そんなとき周りは、

「ミュート!?」

と優しくツッコんであげるのが正解らしいです。



へー。



飲み会って難しいw

これが令和時代の団体芸ってやつか。

待遇の変更。 出張 ⇒ 避難

4月 17, 2020 0
4月1日付けで事務局から発表がありました。



一時帰国中の制度・待遇の変更について 。




全世界を対象とした外務省渡航情報が

レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に、

引きあがったことをうけ、

我々の扱いが、4月5日から

「業務一時帰国」から「避難一時帰国」に変更となりました。





これで、

14日間の自主隔離以降も日本に滞在する。

ということが明確に決まりました。



引き続き、

日本にいるということ自体に変わりはありませんが、

待遇面で大きな変更となります。



変更点はたくさんありますが、

すべては書ききれませんので、主要なもののみ紹介いたします。





まずは、

「拠点が変わる」ということです。



私の場合、いままでは、PNGに住所を置き、

日本へ出張で来ていたという扱いでしたが、

今発表により、日本在住者となりました。





それに伴い、金銭面の待遇が変わります。



我々は派遣先で生活するにあたり、

現地生活費という、各国で暮らすうえで最低限の費用を支給していただいています。

出張中ももちろん継続されていました。

それが出張から避難に変わったことで停止されます。



代わりに、

契約書に則り、待機手当として、

一律1日3000円支給されることになります。



これは良いことかと思います。

現地生活費は各国によって事情や物価が異なるので、額もちろん異なります。

だから、同じように日本に滞在しているのに、

派遣国によって支給額に差がありました。

それっておかしいことだよなー

と、ずっと思っていましたので。

不平等期間が短期間で済んでよかったです。

(ちなみに、PNGは治安の悪さと、物流の悪さからくる物価の高さでトップクラスの現地生活費をいただいていましたw)





1日3000円ということで、月給約9万円か。

すなわち、3000キナw



もらえないよりはいいけど、

日本で生きていくにはしんどそうな金額ですね。



日本に住むということで、

住民税等納税の対象となりますし。

年金をストップしていた人とかはどうなるんだろう。





お次は住居費について。

滞在先は、実家等が基本路線となりますが、

やむを得ない事由がある場合に限り、

住居手当として1日3000円が支給されるみたいです。



ありがたいですね。

でも、これ、使い方が難しいんですよね。

ホテル滞在だから当たり前だけど、

月額じゃなくて日額だし、

契約期間をいつまでにしたら良いかわからないし、

1日3000円未満じゃないと足が出るし、

感染予防の観点から個室空間が保障されなきゃだし、

原則1カ所滞在だから連泊できなきゃだし。

海外渡航者という理由でホテルサイドに断られたなんて同期もいるみたいです。



対象者は、良い宿が素早く見つかることを願っています。





つづいて、就業について。

元々の契約や、出張の状態では副業等一切禁止されていましたが、

個々の事情に応じて必要となる場合は解禁する。

ということになりました。



そうだよね。

いつまで続くかわからないから、許可せざるを得ないよね。



でも、

このご時世に仕事なんてあるのかな?

いつまで働けるかわかんないやつらを、

例えアルバイトでも雇ってくれるのかな。

ドミノピザ? ウーバーイーツ? 佐川急便?



うーん。

節約しなきゃですね。





他にも医療保険についてとか様々ありますが、

読者のみなさんにはあまりおもしろくないだろうし、

大まかにいうとこんなところですかね。



・・・結局ほぼお金のことw

お金がないと生きていけないということですね。





そんでもって、

最後に。



やはり今回の最大の変更点は、



「日本での滞在が短期間で終わる見通しがたたなくなった」



ということではないですかね。

もちろん明示はされていないですが。





出張から避難への変化ということですからね。



実際、

PNGは4月2日、

2カ月間非常事態宣言を延長することを発表しました。





再赴任等にかかる今後については、

事務局から4月下旬に連絡があるみたいですが、

どうなるんだろう。。。



私の予想では、

そこで、

待機の継続を希望するか、

任期短縮を希望するかのヒアリングがあるんじゃないかなー

なんて思っています。

・・・せざるを得ないというか。





もし本当にそうなったら、

難しい判断がせまられるよね。



仕事を辞めたり、内定を断ったりしてまで、

受験して、派遣を勝ち取ったんだから、

戻りたくて、活動を再開したいだろうけど、



現実問題、

まず、自分自身が生活をしていかなきゃですからね。

終わりの見えない待機って・・・。





うん。







みなさんと同じように、

我々も、

先行き不透明ななか、

いまを必死に生きています。



私はというと、

4月5日(日)で自主隔離期間が終了いたします。



さて、

何しよう。

何ができる。

何をしなければならない。

いまこそ人間力が問われるときですね。

しがついっぴ

4月 17, 2020 0
1月1日を正月といいますね。




それにあわせ、

一斉キャンプイン日に指定されている2月1日が、

プロ野球の正月なんて言われます。



では日本の教育界の正月は?

4月1日で間違いないでしょう。



はい。

回りくどくなりましたが、

新年度のスタートです。

パチパチ。



といっても、

東京都の公立高校は、

始業式の延期を検討しているみたいですね。

GW明けにするとかなんとか。



このような状況だから、

しょうがないかなーと思いますし、

お偉いさんが言うんだから間違いないんだと思いますが、

生徒の授業時数の確保はどうやってするんだろう。

安易に夏休みや冬休みを短縮するってのは違うと思うし、

かといって、絶対数が減ってしまうのもどうかと思います。

難しい判断ですね。



今回の件で、

改めて教育業界のアナログさと脆弱さを痛感しています。

教員のITリテラシーがもうちょっと高ければなー。

もちろん、私も含め。

予備校業界と連携とかとれば、

この空白の2カ月間をもっと有効に使えると思うんですけどねー。

なんかすごくもどかしいです。





話は変わって、

私の新年度はというと...

完全に不透明です。

仕事も待遇も所属も。

すべてが謎です。



もうすぐ終える14日間の自主隔離後、

どこにいるんだろう。

何をしているんだろう。

何をすればよいのだろう。



一応、

正式には所属はPNGにあるわけで、

なんなら住民票もPNGにあり、

私の新年度はPNGですでに1月から始まっていましたが、

いったい何日授業したんだかw



私の存在って何?w

まじで謎w

人の役に立つって簡単なことではないんですね。





さて、

4月1日。

久しぶりに外出しました。

と言っても、

徒歩3分の最寄りのコンビニへ。



毎年4月1日に行っている私のルーティンを実行するためです。



それは、

東京新聞を舐めるように見ることです。

そこに東京都公立教職員の人事異動が載るからです。



それを通して、

普段連絡をとっていない方や、お世話になった方が、

どちらにご異動されるのか、

はたまたご昇進なさったのか等を知ることとなります。



あ、この人ここになったんだー。

またこの人と同じなんだー。

昇進したんだー。

なーんて。



そして、

今年度は衝撃が走りました。



軽い気持ちで眺めていると、



あ、知っている名前がある。

異動なんだー



と思っていたら、



その方の異動先が、、、



「本校です。」





まじ!!!???



高校生時代の担任と同僚になりましたwww

(一応都立高校にも籍があります)



そんなことある!?



どんだけの確率!?



PNG生活が終わったあと、

いまの学校に戻るか、

異動になるかわわかりませんが。

こんなネタないでしょw



コロナウイルスの影響で、

契約解除なんてことになったら、

今年度途中からでも同僚に・・・w



同級生に伝えると、

すでにニヤニヤしていますw

ツーショット写真送れってさw

いやいや。





サイアク。。。



先生自体は悪い方ではないですし、

むしろ熱心で優秀で見習うべき点の多い方なんですが、



昔の悪事がすべて暴露される!w



金髪だったこと。

バイトばっかしていたこと。

制服無視して好き勝手な服装していたこと。

集会ばっくれて友だちん家で遊んでいたこと。

毎日昼休み脱走していたこと。

授業サボって予備校行っていたこと。

予備校の時間が惜しくて授業サボって美容院に行っていたこと。

教室中に痕跡を残そうと落書きしたこと。

大型扇風機に向かってスプレー吹きかけ教室中大変になったこと。

修学旅行で不謹慎なことをしてぶっ叩かれたこと。

(これは100%自分たちが悪いから体罰ではありませんw)



・・・数え上げればキリがない。



むしろ、

先方こそ最悪と思っているかもしれませんねw



いま思うと迷惑かけたなー。

こんなやつが自分のクラスにいたら、

最悪ですからね。

普通にはったおすよね。

全力で大人の怖さを思い知らせるよねw



でも。



誰か、、



エイプリルフールだと言ってくれ・・・w



間違いだと言ってくれ。。。w





結びに。

39期浪人生、40期現役生。

受験お疲れ様でした。

4月になったということで、後期や補欠等もあわせ、

一応落ち着いた感じかな?

チラホラ合格の便りを聞いています。

なかには、

わざわざ連絡をしてくれた人もいて、

ありがたい限りです。

なんだかんだ気になっていましたからね。

進学先の新年度もどうなるかわかりませんが、

新たなスタートですね。



自分を労ったり、

息を抜いたり、

全力で遊んだりすることも大切ですが、

いまこそ、

自己投資をすべきです。

若い脳みそ、

エネルギッシュな身体をフル活用すべきです。

自分の将来も大切にしてあげてくださいね。

更なる飛躍に期待しています。





今年度でアイツラも20歳かー。

んで、アイツラは大学卒業して社会人かー。

時の流れが早い。

そりゃ30歳になるわ。w

自宅待機。

4月 17, 2020 0
自宅待機。




言い方を変えると、

自主隔離。



それが、 

いま現在私が行っている任務です。





公式発表によると、

潜伏期間が最大14日ということで、

待機期間もそれにならって14日間です。



体調を管理するということが唯一無二の目的です。



日本で社会人やっていたときは、

散々時間欲しいなー

と思っていましたし、



キウンガで生活していたときは、

散々日本で近代的な生活をしたいなー

と思っていましたが、



いざ膨大に与えられると何もできません。





私の1日は、

ただ、

起きたいときに起き、

親が作ってくれるご飯を当たり前のように食べ、

両親が仕事に行くのを見送り、

グダグダし、

ゴロゴロし、

夜な夜な人がいないタイミングを見計らって走り、

愛犬に吠えられ、

寝たいときに寝る。



それだけ。



うん。

自分に激甘。

圧倒的廃人。

完全に無いものねだりでした。



はー。

私の存在価値ってなんだろう。



いや、

もとからそんな価値のある人間ではありませんでしたねw



・・・つらい。



花粉症もつらいw





ニュースをみると、

東京都を中心に、

日本はいまとても大事な局面にありますね。



しかし、

思うことがあります。



外に出ていないから、

あくまでテレビ画面越しでしかわかりませんが、



なんか思ったより、

みんな普通に生活してない?



スクランブル交差点には人がたくさんいるし、

お花見とかしちゃってるね。



そんなもん?



PNGで言われたこと、

予想していたこと、

と、

現実との乖離がすごい。



普通に普通の生活してるね。

そんなもん?





一方、

どのニュースを見ても出てくる

「海外渡航歴」

というワード。



仮に我々が感染してしまったら、

犯罪者のように扱われてしまうんだろうね。



なんか悪いことした?



私は実家に帰ることができているため、

何不自由ない生活をおくり、

そこまでストレスを感じてはいませんが、



世界中の同期が、

海外にいたというだけで缶詰めになり、

どれだけ神経を使っているかわかりますか?

どれだけ罪悪感を感じているかわかりますか?

どれだけ我慢を強いられているかわかりますか?



蔓延してしまいそうなのは、

流行が収まりそうにないのは、

なんででしょうね。





一方、

お金大好き人間の私としては、

経済が止まってしまうことも同時にむちゃ大問題であると捉えています。



だから、

すべての経済行動をストップしろとは思わない。

自粛さえすればよいとも思わない。

人間心理からしたら買い溜めも悪いことだと思わない。



でも、

もうちょいなんとかならないかなー。



自粛が続いてストレスが溜まるのもわかるし、

双方のバランスをとることは極めて難しいのはわかっているけど。





自分の中で明確な考えがあるわけではないし、

専門的な知識があるわけでもないから、

すんごく薄っぺらいひとりごとのような記事になりましたが、



とりあえず、

みなさんお大事にしてください。

自分のためにも。

周りのためにも。

経済のためにも。



あー、

ジム行きたい。

整体行きたい。

美容院行きたい。

温泉行きたい。

美味しいもの食べたい。

お世話になっている人に挨拶に行きたい。

煩悩まみれw

帰国!

4月 17, 2020 0
21日土曜日




それぞれがいろんな思いを背負ってPNGを出国です。

ニューギニア航空でPNGからシンガポール、

シンガポール航空でシンガポールから成田

の予定です。

(地味に嬉しいスターアライアンスw)



シンガポールでのトランジット時間が4時間くらいありますが、

入国してしまうと14日間軟禁されてしまうらしく、

空港外へ出ることができません。

初シンガポールだったため、

植物園やマリーナ、マーライオンくらい見てみたいなーと

ちゃっかり企んでいましたが、残念w

空港内をゆっくり探検したいと思います。

こんな状態ではありますが、

少しでも楽しみなことがあると救われますからね。



とりあえず、

いま、

1番に思うことは、

出国できて良かった!!



それに尽きます。



というのも、

世界中で多くの同期が国境を封鎖されてしまい、

任国から出国できずにいます。



PNGも、

成田への直行便や、マニラ行きの便等は早々に運航停止され、

ケアンズ、ブリスベンが出国前日(20日)に封鎖され、

唯一残っていたシンガポール行きの便も、

21日の私たちのフライトが最後で、

22日から封鎖です。



すなわち、

PNGも国境封鎖です。



PNG国内でのコロナウイルス感染者数は、

いままでゼロでしたが、

20日の夕方、

ついに1名出てしまいました。



もっと言えば、

22日日曜日の午後、PNGのマラペ首相により、

国家非常事態が宣言されるまでになってしまいました。



同宣言によると、

23日(月)から14日間の休校、

24日(火)から14日間の全ての国内線の運航停止

らしいです。



本当に良かった。

ギリギリの戦いでした。

これくらったら、

完全にキウンガに孤立していましたね。

病院がなく、日本人が誰もいない異国の地に隔離とか怖すぎる。。

ラス狩られたり、風評被害くらったりしてたらと思うと・・・。



最後の最後まで気を抜くことはできませんが、

感染者が出ないうちから、

首都への出張という決断を下してくださった事務所には感謝致します。



*****



さて、

クラウンホテルをチェックアウトします。



空港の国際線はガラッガラ。



そうだよね。

1つの航空会社の1つの路線しか動いてないからね。



スタッフさんが見送りに来てくれました。

彼らももちろん帰国対象者にあたりますが、

封鎖されてしまったため、

いつ帰ることができるかわかりません。

多くの雑務に追われているため、

帰国の見通しが立つのかすらわかりませんが・・・。

健康第一で。

無理し過ぎないようにしてください。



首都の現地ドライバーさん、セキュリティさん。

しばしのお別れです。

むちゃくそ治安の悪い首都で、

私たちの安全を守ってくれてありがとう。

にもかかわらず、

いまの我々には何もできることがありません。

だから、ただ祈ります。

元気でいてくださいね。





PNGは、

そもそも衛生状態が良くないうえに、

手洗いの習慣がありません。

そのくせ、

人と人との距離が近く、

血のつながりなど関係なく大家族で住んでいますし、

挨拶として恒常的に握手をするため、

これから一気に感染範囲が拡大する可能性が多分にあります。



みんな

ほんと健康でいてよ。





14:50

PNGの首都ポートモレスビー発の予定ですが、

1時間の遅延です。



1便しかないのに何があった?

しかも、搭乗ゲート変わってるしw

空港貸し切りだからいいけどさー。

最後の最後まで楽しませてくれるぜ。





搭乗。

無事に出国できました。

マスク着用率ほぼ100%です。

やはりピリピリした感じ。

同期の隣の方が機内で咳をよくされたみたいで、

少し心配です。





シンガポール、チャンギ空港到着。



不謹慎かもしれないけど、

空港むちゃキレイ!

街がキラキラしてる!



ハイブランドの店ばっか!

すげーーーー!!



・・・でも、

2時間30分ディレイです。



うん。

飛んでくれるならなんでもいい。



フードコートで

シーフードスープ食べて、

ラウンジでシャワー浴びて、

タイガービール飲んで、

歯を磨いて出発。





22日10:00

無事に帰国しました。

人が少なく落ち着いた感じ。

先輩同期後輩と次にいつ会えるかはわかりませんが、

バイバイです。

待機の期間によってはもう会えない先輩もいるのかなーと思うと、

少し目頭が熱くなります。

みなさんお元気で!

また会いましょう!

おいしいものたくさん食べて太った状態で!w





いとこに迎えに来てもらって実家へ帰ります。



ただいまー。



ここから自宅待機という任務に入ります。

ただ家にいるというのもしんどいですが、

贅沢は言ってられません。



私は東京に実家があるため帰れましたが、

多くの人が派遣にあわせて家を引き払っています。

実家等に戻れない事情がある人や、

そもそもそれにあたるものがない人も大勢います。



そんな人のために、

日本の施設を開放したり、

ホテル代の支給をしてくれているみたいですが、

落ち着かないし、

気が休まらないよね。



ちなみに、

流行国からの帰国者は、

帰国後成田のホテルにそのまま缶詰めで、

外出禁止になっている人もいます。

久しぶりに会う同期とも会話することが許されずに、

ただ待機。



なんか改めて大変なことが世界で起きているんだなーと実感しています。





30歳。

独身。

無職。

実家暮らし。



・・・最強スペック整ったw





時間はたくさんあるので、

少し自分のことや世界のことなど、

いつもより真剣にいろいろ考えてみようと思います。





とりあえず、

無事に帰国できました。



心配してくださったみなさん。

ありがとうございました。

早速花粉に苦しんでいますw

首都生活 今出張の目的と今後の説明

4月 17, 2020 0
前回の記事に記載の通り首都にあがっています。




少し、時を戻して18日水曜日

PNG時間の午前11時(日本時間10時)



キウンガの空港で飛行機を待っていたときに、

日本の本部で働いている友だちから連絡がありました。



「昨日付けで総務部から

”全世界から早急に帰国手続きをすることとする” と発表があったから、

今日あたりに報道されることになると思うよ。」



その連絡をもらってから30分後ですかね。

インターネット上にもその旨が報告されていました。



ということで、

「あ、私たち帰国することが確定したんだ」

と把握したのは、

スタッフさんからではなく、メディアからでした。

(なんか芸能人とかがよく言うやつみたいw)



私たちの間では、

各国判断から、全世界一斉判断に切り替わったということで、

かなーりビッグニュースでしたし、

NHKでも報道されたようですが、



世間の反応はというと、

・・・みんな知らない様子。。



我々の活動ってその程度の関心だったのかなー。

と、正直少し残念な気持ちになりました。





とまー

そんな複雑な気持ちで首都に上がりました。





前述の通り、50分巻いて首都の空港に到着。

待っていてくださったヘルスアドバイザーさんもびっくり!

何があったんですか!?って。

なんでかよくわかりませんw



検温していただき、

異常がなかったためホテルへ出発。





ホテル着。

さすがクラウンホテル!

って感じですね。



ジム付き!(これが1番大事)

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プール付き!

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朝食ビュッフェ付き!

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キウンガとは比べ物にならないくらい現代的な生活です。

逆に言えば、

これだけお金を使わなければ、

PNGの首都では安全が確保されないということです。

もちろん街は徒歩移動禁止です。



そして、

続々とやってきた、同期や先輩、後輩たちとも合流!

久しぶりに会うと嬉しいですね。

みんな元気そうでよかった!

ちょっとした息抜き。

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さて、

このあとの流れは、

18日(水) 移動日

19日(木) オリエンテーション

20日(金) 出国準備

21日(土) 出国

となっています。

10日間の予定だった首都への業務出張は4日間に短縮されました。





*オリエンテーション*



現段階で決まっている、

対応や待遇等を説明していただきました。



スタッフさんたちは連日対応に追われむちゃ忙しそう。

事務所で協議しても、

後に日本の本部で変更が決まった。世界の情勢が変わった。など、

情報が次々に更新され本当に大変そうです。

お疲れ様です。



内容については、

当ブログで言えることと言えないことがあるんですが、

可能な限りで報告させていただきます。





まず所長からのお話。

内容は主に3点。



①節度ある行動を。

日本へは退避ではなく、業務出張という扱いになっています。

そのため、というわけではありませんが、

自宅待機を含めた言動のすべてが今まで通り、公務にあたります。

息を抜くことも、リフレッシュすることももちろん大切だが、

身分をわきまえた行動をしてください。



おっしゃる通りです。

途上国から母国に戻るということで、

羽目をはずしたくなる気持ちもありますが、

世界中で苦しんでいる人がいるということを忘れることなく、

つつしんで行動したいと思います。



②メディア対応

各個人がするな。事務所に任せてください。



はい。

文字通りです。

不用意な発言はできません。



③健康管理

感染予防を徹底してください。



これもその通りですね。

おそらく世間の目はあまり温かいものではないことでしょう。

我々の活動についてや、今回の対応について等、

おっしゃりたいことがある方も一定数いらっしゃることでしょう。

もっといえば、

世界中から我々がウイルスを日本に持ち帰ってきた。

とすら思われているかもしれません。

悲しいことではありますが、

同時にしょうがないことであるとも思っています。

だからこそ、健康でいなきゃいけない。

少なくとも我々が感染してはいけない。

確率論であることはわかっていますが、全力で予防に努めたいと思います。



そして、

何よりも、

冒頭におっしゃられたことに心をうたれました。



「今の気持ちを大切にしてほしい」



辛い、悲しい、悔しい、やりきれないなど

様々な感情があるかもしれませんが、

そのすべてを忘れず、

自分たちの人生に生かしてください。





続いて、

ヘルスアドバイザーから感染予防対策講座。



コロナウイルスについての公式情報を知り、

具体的な感染対策について学びました。



コロナウイルスのみに限らず、健康第一で過ごしていきます。





最後に、

スタッフから、

我々の待遇について。



業務出張であるため、

基本的にはいままでと同じです。

住民票も抜いたままですし、

特別変わることはありません。



変わることがないということは、

すなわち、

金銭面が心配ということです。





我々には、

現職で参加している人。

仕事を辞めてきた人。

新卒で参加している人。

日本に住む家がある人、ない人。

等、様々な事情があります。



そんななか、

活動再開時期がわからない先行き不透明な状態で、

途上国で生活していくために支給される金額で、

日本という先進国で生活しなければなりません。



非常事態であるとはいえ、

お金のことはちょっとね。



うん。



みんなでがんばろう。





その後、

事務所から貸与していたものを返却し、

家の鍵とPNGで使っている銀行のキャッシュカードを預かってもらい、

終了です。





うん。



オリエンテーションを聞き、

先輩たちの話を聞き、

すごく考えさせられました。





おそらく、

世界中のみんな、日本のことが大好きでしょう。

戻れること自体は嫌なことではなく、

どちらかといえば嬉しいことでしょう。



でも、

理由とタイミングがね。



我々の活動は、

3カ月ごとに派遣されるシステムのため、

先輩たちのなかには、

もうPNGに戻ってくることができない可能性がある人がいます。

(1,4,7,10月派遣。私は7月派遣。)



そのなかには、

長年夢見ていた人。

何年間も応募してようやく派遣を勝ち取った人。

活動の集大成で、あと少しで全部やり切れるところだった人。

もいることでしょう。



私たちのようにまだ任期がある人にとっても、

軌道に乗ったところで活動停止を余儀なくされた人。

2年間という長期の緻密な計画で活動を行っていた人。

ようやく周囲が影響を受け始めたところだという人。

等多くいるはずです。





後輩は1月に各国に派遣され、2月に任地に派遣されたばかりです。

訓練が終わり4月に派遣される予定だった後輩は派遣延期となり日本で待機することになっています。



その他にも、 

活動場所やお世話になった方への挨拶すらできずに帰国になってしまった人。

もいることでしょう。 





当スタッフは、

全世界一斉本国への業務出張は史上初めてのことで、

先行きわからないが、

おそらく、再派遣も一斉に解禁になるだろう。

とおっしゃられています。



つまり、

全世界が落ち着かなければ戻ることができないということです。



・・・それって何カ月後だろう。



もちろんこういう思いをしているのは我々だけではなく、

学生や一般企業に勤めている方も同じだと思いますが。



改めて、

一刻も早く収束し、

世界に平和が戻ることを願っています。



世界中の同期や先輩後輩のみなさん。

気をつけて帰国してください!!

首都退避!

4月 17, 2020 0
タイトルの通りです。




コロナウイルスの影響により、

PNGに派遣されている全員が首都退避となりました。

正式には首都への業務出張という名目になっていますが。





*ここまでの経緯*





3月7日

事務所から急遽電話が。



「任国外旅行が当面の間見合わせることになりました」



チーン。



まだ言っておりませんでしたが、

実は、

GWに日本に帰国する予定がありました。



理由は、

毎度おなじみ、

友人の結婚式ですw

( ← 結婚式要員w)

アラサーあるあるですね。



しかし、

収束具合にもよりますが、

出席できない可能性が高くなってしまいました。



まじかーーーー。

大切な友人の一生に一度の晴れ舞台に出席できないなんて。。。



前回の火山といい、

すんなり出国することも、入国することも許されないw

これはブロガーの宿命なのか?w



航空券の保険きかないかなー。





それと同時に、

可能性の話らしいですが、

意味深なことを言われました。



「首都退避等も考えられますので、明日の飛行機に乗れと言われても準備できるように荷物をまとめておいてください」



・・・うん。

まさかね。







3月14日

再び電話が。



「3月18日の便で全員首都ポートモレスビーへの業務出張です」



とのこと。



主な理由は以下の3点。

1.医療体制の問題

我々が活動している地方では、医療体制が整っていないことから。



うん。

キウンガにはちゃんと”病院”と呼べる医療施設ありませんからねw

蔓延したら大変なことになると思います。



2.国内移動の問題

PNGに陸路は無く、都市間の移動は空路のみです。

現在PNG国内での感染者は出ておりませんが、

万が一感染者が出て、国が空港を封鎖した場合、

我々が孤立してしまうからということです。



うん。

想像しただけでおそろしい。

一人任地だし完全にツムもんねw



3.治安リスクの問題

幸いにも私は経験がありませんが、

日本人ということで、差別的な扱いを受ける可能性があるからとのことです。



うん。

キウンガは中国人、フィリピン人等アジアの方が多いです。

差別的な扱いは一切ありませんが、

いざ、蔓延したらどうなるかわかりませんからね。



中国人の友だちは、

キウンガという狭い町で発症者が出たら、

一気に集団感染するし、

病院ないから死者が出てしまうかもしれないし、

アジア人に対しての差別的な扱いが多発するだろうって。



また、

物流がストップし、

お店のオーナーはほとんど中国の方だから、

強盗等を含め、暴動が起き、大変なことになるだろうって。



怖すぎる。





そんなこんなで、

首都にあがることになりました。



そこでは、

待機訓練や、対策研修、

任期を終えた先輩の活動報告会に出席する予定となっています。





ちなみに、

期間は10日間を目途としているみたいです。

(3月18日~27日)





最初は、

PNGという島国で、

一部の港以外は封鎖しているため、

感染経路は唯一の国際空港である首都の空港しかなく、

そんななかわざわざ首都に集めるということは、

いよいよ日本に強制送還されるのかなーと思っていましたが、

そういうわけではないみたいですね。



嬉しいような、

悲しいような。

すみません。

不謹慎ですね。



なんにしても未曾有の事態ということですね。





しかし、

ここで問題が。

職場や友人になんて言おうかなー。



戻ってくる前提だから、

写真撮ったり、送別会を開いたりしてもらうってのはなんか違うよなー。



かといって、

しれっとバイバイして万が一・・・

ってことがあっても寂しいしなー。



と思いながら、

まずは14日土曜日。

バスケ仲間に拙い英語で一生懸命話しました。



事情や私の健康を気遣ってくれました。



本気の

「I miss you.」

を聞いたときにはウルっとしました。



「またすぐ一緒にバスケできるよっ」

て。



うん。

ありがとう。





次に、

16日月曜日

学校へ報告。



まずは校長に。

私は君たちの活動をすごくリスペクトしている。

どうなるかわからないけど、来てくれて本当によかった。

ミスターが指導してくれた数学は生徒のなかに必ず残ってるよ。

コロナウイルスが落ち着いて、戻ってくるのを楽しみにしてるよ。

お前の数学はナンバーワンだから!

ってさ。



うん。

泣きそう。

私の授業観たことないくせにw ←



良い上司(カウンターパート)に出会ったなー

と本当に思う。



安全面に対する意識の違いで、

当ブログ等で愚痴はたくさん言ったけど、

ビジネスパートナーとして最高でした。

誰にでも優しく、おおらかで、

教育に対してとても熱心で。

尊敬してます。

本当に立派な方でした。



続いて同僚に。

そーなの?

さびしいじゃん。

なんで?

なんでわざわざ首都に行くの?

なんで流行国の日本に行く可能性があるの?



そんなことより、

私たちコロナウイルスのことよくわかんないから教えてよ。

って感じで、講義することになりましたw

なんで?w



んでもって、

また日本のお土産買ってきてねー。

前回のチョコおいしかった!

あと、できれば私のために日本製の良いスマホ買ってきて

だってさw



うん。

みんな明るくおもろくて、

ハッピーな職場でよかった!w





そして、

16日、17日と移動のために準備しなさい。

と言っていただき、お休みをいただきました。



中途半端に授業しても引継ぎめんどくさいしね。

生徒になんて言ったらいいかわかんないし。

生徒にはバイバイできなかったけど、

まだ終わりじゃないからね。

きっと戻ってくるし!





2日間準備期間をいただきましたが、

私が計画的にパッキングなんてできるはずがない。



ということで、

のんびりして過ごしますw

結局最後13連休だったなーw



んで、

なにしようかなーと思ったときに、

やっぱり、

万が一を考えて、

お世話になった人に挨拶にいきたい!

と思います。





16日。

トレーニングを兼ねて、

走って中国人の友だちのもとへ。

派遣前から親切にしてくれた方。

彼がいたから、すんなりキウンガ生活に溶け込むことができました。

唯一の日本語が使える存在として、

息抜きの場でもありました。

勉強熱心で、世界の情勢についても

いろいろ教えてくださいました。

本当によくしてくれてありがとうございます。

お身体に気をつけて。

上述のようなことが起こらないことを心から祈っています。





17日16時。

事務所から電話が。



「断言はできませんが、日本へ帰国する可能性が極めて高くなりました。それにあわせて準備して首都にあがってきてください」



いよいよか。



世界中の同期といろんな話をしましたが、

コロナウイルスの感染リスクもありますが、

空港を封鎖され身動きが取れなくなることのリスクが大きいからね。



また、同じようなボランティア団体である、

アメリカのPeace Corps

韓国のKOICA

は完全に撤退しましたからね。

足並みをそろえるうえでもそうでしょう。



さて、

どうしよう。



と思ったと同時に、

自然と足が動き、走り出しました。

毎週末一緒にバスケをやったフィリピン人の友だちのもとへ。



「broどうした?」って



汗だく。

少し、息を整えてから、、



サヨナラを言いに来たんだ。

土曜に話したときよりも事情が悪化して、

どうやら帰国することになりそう。

最初に声をかけてくれて、

一緒にバスケやってくれて、

親切にしてくれて、

弟のようにかわいがってくれて

本当にありがとう。

あなたがいたから、

私のキウンガ生活は充実したものになりました。

なんていったらいいかわかんないけど、、、

出会えて本当によかった。

ありがとう。



というようなことを

一気にまくしたてました。



うん。

途中からグズグズです。

周囲の方に心配されるぐらい引くほど泣きましたw

英語でもこんな感情が乗るんだって自分でもビックリw



今度奥さんと日本行くからそこでまた遊ぼうって。

うん。

待ってる!

本当にありがとう!!!



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半泣きだけどこれが一番まともw 他はぐちゃぐちゃすぎて見せられんw





18日。

最後に学校に挨拶。



なんとなく、

帰国になりそうだってことは伏せておきました。

10日後に戻ってくるからって、

笑顔でバイバイ。



医療事情から、

何かあったらみんなの方こそ大変だから、

お身体大切にしてよ!



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校長と。



自宅で準備中副校長から電話が。

家の前にいるよーって。

家族でビルム作ったから受け取ってくれってさ。

今年度異動してきたから一緒にいた期間は短かったけど、

たっくさん話した。

すんごくしっかりした人でした。

ありがとう!

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1番お世話になった中国人の友だちに車で空港まで送ってもらいます。

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そんでもって首都到着。

予定より50分早くw



大丈夫か?

乗り遅れた人いない?w



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さらばフライリバー!



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普段1個ずつなのに、なぜか大量にくれたw





とりあえず、

今回の記事はそんなところで。



ちなみに、

今回の宿泊場所はクラウンホテル!!!w

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