2020年4月26日日曜日

2カ月で英検3級からTOEIC850点 ⑧問題を解くうえで意識していたこと

今回は、実際に問題を解くうえで意識していたことを紹介したいと思います。



●Listening


・Part1

私は、絵の全体像をなんとなく見るだけで、

「事前に予想しない派」でした。

特定の部分に注視したり、予想したりすることで、

変に引っ張られる気がしたんで。

予想しきれないしね。

普通に聴いて、普通に解く。

これがベストです。

強いて言えば、

完了形と進行形に特に注意して聴きました。

「being」と「been」ね。


・Part2

気合!w

当たり前ですが、最初の疑問詞に特に集中しました。

あとは、問題をたくさん解き、

イエスでもノーでもない関先生が「そらし」という答え方に慣れました。

(今日のプレゼンの担当誰だっけ? - 私ではありません。 みたいな微妙にズレた答え方のやつね)

2週目のとき、Part1,2だけはスタディサプリの高速音源にもトライしました。

たしか、1.2倍速だったかな?


・Part3,4

何があってもペースは崩さない。

何問か捨ててまでもペースは崩さない。

ただこれだけです。


勉強していくなかで、

スタディサプリではある程度できていたのに、

模試になったらなんかイマイチだなー。

なんでだろう。

って思うことがありました。


ちょっと考えると、

その理由がわかりました。


それは、「先読みが甘かった。」



スタディサプリでは1問ごとに分離されているため、

毎回13秒キッチリ先読みをする時間が与えられました。

しかし、本番ではそういうわけにはいきません。

ペースは自分で作らないといけない。


そのためには、

「何問か捨てる勇気をもつこと。」

これに尽きるかなーと思いました。

少なくとも私は満点を狙っているわけではありませんので。


そして、尊敬する同期のアドバイスでさらに流れに乗れるようになりました。

それは、

「選択肢まで先読みをすること」


私は彼ほど速読力も読解力もないので、全部は無理でしたが、

選択肢の1つや2つだけでも目を通しておくだけで、

場面をよりイメージしやすくなるし、

聴き取りやすくなるし、

この2つではないから残りの2つのどっちかだなと、

選択肢を選ぶ際に時間を短縮することができますし、

早く問題を解けて次の問題に行きやすくなります。

これはすごくオススメ。


そんで、

「聴けた」と思ったら、

もうあとはシカトしてガンガン前に進むべきです。

仮に自信がなくても、

迷ったり、後ろを振り返ったりしてはいけません。


たまに最後の一言で正答がひっくり返されることがありますが、

その数%の確率なんかより、次の準備をする方が大切。

満点狙いじゃないから。


そんで、ちょっと余裕がうまれたら、

直後の問題とか関係なく、

選択肢が長文の問題や、話者の意図を問う問題に目を通すようにしていました。

先読みに時間がかかるので。

(1回読んでおけば、例え忘れても、2度目が速く読めます)


ちなみに、次に進むタイミングは、

本文が終わった後、

1問目の設問を読んでいるタイミング。

(ベストは本文を読んでいる最中)

その時間内に、すべてをマークし、

次の問題に進めるようにしていました。

遅くとも2問目の設問を読み始めるタイミングでは。

そのくらいどんどん前に進む。

(3問目の設問が読まれているタイミングでは私的には遅過ぎです)


また、

問題を解いている際に、

あれ、聴き逃しちゃったかなーと思ったら、

2問目は捨てて、3問目に注目して聴きました。

(2問目を待っていたら3問目も終わっちゃったってのが怖いから。)


繰り返しになりますが、

満点は狙っていません。

効率良く、取れる問題を取る。

大ゴケはしない。

それが大事です。



そういえば、

Part1が始まる前の90秒のDirectionの間は、

セオリー通り、Part3,4のグラフィック問題に目を通していました。

選択肢を見るのと、グラフィック見るので、倍の時間がかかるからね。




●Reading

・Part5

スピード命!

できれば10分代。

どんなに遅くとも12分未満で解くようにしていました。

かといって空欄周囲のみで解くようなことはせず、

文頭からしっかり読みました。

テクニックなんて信じてないから。

(解けたら空欄以降は読まない)


しかし、

テクニックなんて信じないと言っておきながら、

ひとつだけやっていたことがありますw


それは、

文を読む前に事前に選択肢をチラッと見て、

品詞問題なのか、語彙問題なのか等、

問題のタイプを把握していました。

でも、かけていい時間は1~2秒くらい。

パッとみてわかんなかったら、

普通に解きました。


12分以内に収める私なりのコツは、

迷ったら捨てることです。

文法問題は時間をかけても取れないものは取れません。

だったら、時間をかければ解ける長文問題に時間をかけたい。

という考えからです。


そのためには、

でる1000問を徹底的に繰り返して、パターンを把握する。

これに尽きます。

リーディングで時間が足りない人の多くはおそらくここに時間かけすぎなのでは。

なんかできそうな気がしちゃうし、もったいない感じしちゃうからね。

でも目標を思い出して。

我々の目標はPart5満点ではなく、全体のスコアです。

問題数が多いのは、Part7です。


同様に、

急ぎはするんだけど、

時間配分もPart5全体の30問でやりましょう。

10分(600秒) ÷ 30問 = 20秒/問

で、1問20秒で解け。と、よく言われるかと思います。

でも、それ、

半分は合っていますが、半分は間違っています。

理由は、

5秒で解ける問題もあれば、30秒かかる問題もあるからです。

結果的に30問が10分程度で終われば良いんです。

だから、

急ぐことには急ぐんですが、

何が何でも各問20秒以内ってのは正答率が下がるのでよくないです。

5秒で解ける問題もきっといくつかあるんで。

何問かは、30秒。

場合によっては40秒弱かけても良いという余裕をもちましょう。



・Part6

Part6だけで何分ということではなく、

Part5,6合わせて20分以内。

という風に全体のバランスをみた時間設定にしました。

(私の場合、Part7に55分は絶対必要だったので)


だから、

Part5が早めに終われば、ちょっと丁寧に読めるし、

時間がかかった場合は、

文挿入問題はサクッと解けなかったら捨てるって感じにしました。


こちらも、時間短縮を図りはしましたが、頭っからしっかり読みました。

接続詞とか流れに沿わないと解けない問題があるからね。


Part6攻略のポイントは、上述の通り文挿入問題ですね。

難しいってのもありますが、

選択肢を読むのに時間がかかる。

ということで、

悩み過ぎず、直感を大切に解きました。

あれだけ勉強したんだから直感で当たると信じて。



・Part7

1番意識したことは、

「全問に触れる」

ということです。

全問解くではなく、全問触れるね。

私の力量では、全問解くなんてできません。

本番でもできませんでした。

全問解くことができる人は満点クラスの宇宙人だけだから。


他のPartもそうですが、

TOEICは、簡単なものから並んでいるとは限りません。

長文を13文読むことになるので、

なかには場面がイメージしにくかったり、

理解しにくかったりする問題があるかと思います。

その場合は、「最低限だけ取って潔く捨てる。」

それが大事だと思います。

取るべきところをしっかり取れば、

ある程度のスコアを残せるはず。


設問を先に読む読まないという永久に続くであろう論争については、

私の場合は、「先に読む派」です。

上級者ほど読まないらしいですが、

私はそこまでのレベルには達せませんでした。

設問を先に読んで、強弱をつけて文章を読むようにしました。

マルチプルパッセージの問題では特に効果を発揮したと思います。


ついでにいうと、

マルチプルパッセージのときは、広告は読むのを後回しにしました。

メールや手紙で概要を理解してから、設問に該当する部分のみ広告に戻る感じ。

最初に公告みても、どーせ後からひっくり返されるからね。

メールや手紙では、

タイトル、送受信者の名前や所属、

広告では、但し書きや例外までしっかりチェックしましょう。


また、

NOT問題はどうしても時間がかかります。

難しくはないんですが、全部検証しなければならず時間がかかるから。

だから、

解こうと思ったタイミングで、

・どこに書いてあったかパッと思い出せない。

・さっと2択まで絞ることができない。

のいずれかに該当した場合は捨てました。

読めばわかる問題を捨てるというのは勇気がいりますが、

大切なことは全体のバランスです。

私なら勘でも当たると信じて疑いませんでしたw


Part7全体のポイントとしては、

概要を捉え間違えないことじゃないですかね。

文全体を誤って解釈してしまうと、全滅。なんてこともありえてしまうので。

それは怖すぎる。


逆に言うと、

概要がわかればなんとなく常識的に解けるから、

例え訳がわからない文があっても気にせず先を読みましょう。


TOEICの長文は、

文のレベルでいえば、

センターと同等かちょい上くらいだと思います。

私大や国公立大の文章の方がよっぽど難しいです。

時間制限さえなければ、みんな高得点できるはずなんです。

だからこそ、

「いかに効率良く解くか」がカギになってきます。



もう1回言います。

取れる問題を確実に取りましょう。

潔く捨てましょう。

全問に触れましょう。





参考になりましたかね?

たかが800点台が偉そうにすみません。

リーディングなんてギリ400だしね。


でも、

バカが言うからこそ、

親近感がわき、説得力がある。

なんてこともあるかと思いますので、

参考にしていただけたら幸いです。



最後に、

「私なら勘でも当たる」

的なことをチラホラ書きましたが、

それ本当に一理あると思っています。


理由は、

TOEICの問題ってすごく素直だからです。


具体的にいうと、

トリッキーな選択肢が正当になることはあまりなく、

例え音声を聴かなくても、

文章を読まなくても、

普通に考えればこれだよなー。

とか、

これが正解になりそうじゃね?

ってのを選ぶとけっこう当たります。


じゃあその感覚ってどうやって身に付くかというと、

「たくさん問題を解くことによって」

のみ養われると私は思います。


だから、

精一杯対策を行ったのであれば、

4択から勘で選んでも決して25%ではないし、

2択で迷ったとしても50%ではなく、

60%以上の確率で正当を得られると思います。


となると、

運の要素ももちろんありますが、

それって実力じゃね?

努力の成果じゃね?

私はそう思っています。


学生時代、

教職課程担当の教授から次の言葉をかけていただきました。

「準備は悲観的に、本番は楽観的に」


真剣に準備したなら、勘でも当たります。

迷わず、振り返らず、

ガンガン進みましょう。

全問に触れましょう。

私を踏み台にして大きく羽ばたいてくれ!





たっくさん書きましたが、あくまで私の考えです。

合うもの合わないものがあると思いますので、

取捨選択して、自分だけの正解を見つけてください。




 ★ご報告★

ついに、


スコアレポート届きましたーーー!!!!

(コロナウイルスの影響で予定より若干遅くなりました)


これが欲しかった!

ネット上だと、

本当に私のスコアかな? 間違ってない?

と、疑っていた部分もあったので、

無事届いて良かった!

感動ーーーー!


だけど、

普通郵便だし、

ペラッペラな紙1枚です。


うん。


聞いてはいたけど、

こんなもん?

IPテストはくっそしょぼいですw




0 件のコメント:

コメントを投稿