「一時帰国中隊員の今後の対応について」に対して、
我々現役隊員から寄せられた質問に対する回答が送られてきましたので、
ご報告致します。
・・・ちなみに、
今回は私何も言ってませんから。
クレーマーじゃありませんから!w
では、いきます。
◆再赴任/派遣期間/当面の間の住居の取り扱い等
(1)避難一時帰国開始日から 90日(7月上旬)を目途に最終的な検討結果を伝えるとあるが、その時点で再赴任の判断はできるのか。
- 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大状況を踏まえると、再赴任が可能であるとの判断をすることは非常に難しい状況にあると考えますが、同感染症の世界的な状況やJICAの受入体制などの準備状況を踏まえて、避難一時帰国期間中に再赴任を含めた今後の対応についての検討を行っていきます。
・・・改めて非常に厳しいと言われるとつらい。
我が国も緊急事態宣言延長されるみたいですし、やっぱ難しいんでしょうね。。
(2)新たな感染者が出ないなど、自分の任国の状況は改善しているようだが国毎に再赴任の判断はしないのか。
- 航空便の再開や平常化に伴う人の往来、物流の増加によるリスクも考慮して総合的に判断していくことになりますので、1か国の状況だけをもって判断していくことは難しいと考えています。
・・・やはり各国判断ということではなく、一斉再派遣or一斉契約解除ね。
PNGを含む、大洋州は割りと少ない被害で済んでいますが、
世界規模でみるとなかなか厳しそうですね。。
(3)前述の「避難一時帰国期間中に派遣期間終了日を迎える方については同終了日をもって派遣期間終了となります。」について、例えば、7月中に派遣期間終了となる場合、7月上旬の検討結果を踏まえ、再赴任の可能性があるのか。
- 避難一時帰国期間中に派遣期間終了日を迎える方については、同日を以て派遣期間が終了となり、再赴任の可能性はない旨、ご理解ください。なお、派遣期間終了にあたっては最終報告書の提出を含めて事業の振り返りをお願いします。
・・・ということは、
2018年度1次隊の先輩はコロナウイルスの収束に関係なく、
おしまいということですね。
うん。
覚悟されていただろうけど。
本当にお疲れ様でした。
話変わりますが、報告書書く必要ある?
やめてあげてよ。
(4)関連するハンドブックの該当部分を送ってほしい。
- 別紙をご覧ください。
・・・こんくらい自分で調べなよw
JICA職員忙しいんだからさ。
ちゃんと添付してくれるなんてすごく丁寧。
と、いいつつも、
勘違いしたら大変だもんね。
状況が状況だし、神経質になるよね。
大事なことですね。
(5)現職参加者の本邦所属先には、いつ、どのように通知内容が伝えられるのか。当初の派遣期間終了日前(避難一時帰国期間終了日)に派遣期間が終了する場合、どうしたら良いか。
- 4月23日、ご所属先の担当者にメールにて同様の通知をお送りしました。隊員自身からも適宜ご所属先への連絡をお願いします。当初の派遣期間終了前に派遣期間が終了となる方は、今後の対応(復職含む)についてご所属先と相談を始めていただくのが良いと考えます。
・・・これはなかなか繊細な話です。
現職参加組は、この不景気のなか、
戻れる場所があるというのは、大変ありがたいことではありますが、
どこの職場も代わりの人を雇っているんだよね。
きっと。
そのまま戻ると、人員過剰になるよ?
居場所あるのかな?
どうしたら良いのかね?
単純に人数が増えるから、
それぞれの負担が多少減り良い部分もあるかもしれませんが、
どうしても不公平が生まれてしまいますよね?
同期の話では、
代わりに講師を雇っているところもあるみたいです。
その場合、その方を解雇するの?
そんなんつらすぎる。
解雇される側も。戻る側も。
難しいですね。
(6)未曽有の事態ゆえに避難一時帰国期間を延長してもらえないのか。
- 避難一時帰国開始から90日目の時点で、再赴任の目途が立たない状況が生じた場合、その後、いつまで待機いただければ、再赴任可能となるのか予見が困難であり、また、合意書に縛られることなく、ご自身の今後の進路を考えていただきたいことから、避難一時帰国期間は規程どおり120日間とし、合意書を解除させていただくこととしました。
・・・どっちの気持ちもわかる。
契約をしてもらってる側からしたら、
契約満了の日まで、避難期間を延長してほしいよね。
誰だって戻れるなら戻りたい。
でも、
JICAの気持ちもわかる。
「合意書に縛られることなく、ご自身の進路を考えていただきたい」
予算等、様々な観点から、建て前の部分もあるでしょうが、
本音で言ってくださっているってのも事実でしょう。
未曾有の事態だからこそ、
特例を作ってほしいですし、すがりたいですけど、
そうも言ってらんないよね。
みんなで前に進まないとだよね。
(7)有資格者登録について、実際に派遣された場合の派遣期間は当初派遣期間までか、新たな2年間になるのか
- その点も含めて検討をしています。登録制度の詳細については、準備ができ
次第皆様に通知します。
・・・良い質問ですね。
これは気になるところ。
任期が短ければ、戻ったところで…
ってのもありますからね。
状況が許されるかわかりませんが、
何かを変えたい。何かを残したい。
と考えたら、2年ほしいよね。
我々に残された唯一無二の希望の制度。
頼みます!
(8)派遣期間終了後、JICAから進学・就職にかかる支援はあるか。
- 進路開拓に関する支援は、本邦の状況を踏まえつつも、可能な範囲で提供していく予定です。進路開拓支援に関するウェブサイトをご参照ください。
・・・現職じゃない人にとっては一番大事なところ。
これを狙ってってわけじゃないけど、
この経験を踏まえたキャリア設計をしている人もたくさんいるはず。
国際協力の職に就きたかったら、2年間の海外経験が必要らしいし、
満期でやり遂げたら、教員採用試験で有利に働くらしいし。
そう簡単に資格を与えるのも違うと思うけど、
不利に働くことがないようにしてほしいな。
(9)現地に残っている銀行口座の扱いはどうなるのか。
- 必要な手続について確認し、対応を検討中です。対応が決まり次第、ご連絡します。
・・・そうですね。
なかには、緊急帰国が決まり、一切の整理もできなかった同期もいます。
大事な大事な財産だし、個人情報でもありますからね。
なるべく損することがない方法が見つかると良いですね。
PNGの場合は、
派遣早々に日本でも使えるデビットカードを作っていただいたため、
日本にいてもすべて使い切ることができますし、
0円から残高の変化が6カ月生じなかったら自動的に閉じられるため心配不要です。
ほんと感謝!
私のカードだけ、無駄に処理に時間がかかったけどねw ← まだ言うw
(10)現地の住居について、家賃に付随して発生する水光熱費や共益費の支払いはどうなるのか。
- 各住居の事情や各国の商習慣により異なるため、VC(ボランティア調整員)にご自身の状況を報告してください。
・・・そんなことJICAに言ったってしょうがないでしょ。
と、思うかもしれませんが、そうでもないんですよ。
というのも、
PNGの先輩で、光熱費の支払い期限を少し過ぎてしまっただけで、
100倍くらい理不尽に請求されたなんてことがあります。
決して途上国すべてで起こるというわけではありませんが、
そういう話を聞いちゃうと心配になりますよね。
ちなみに、
私の任地キウンガでは、
水道 ・・・ そもそも水道がない。雨水だから関係なし。
電気 ・・・ プリペイド式だから問題なし。
ガス ・・・ ガス通ってない。シリンダーに事前に充填する方式だから問題なし。
ネット ・・・ プリペイド式だから問題なし。
家賃 ・・・ 配属先による提供だから問題なし。
最強だ!w
その他、
避難帰国中の健康診断、保険、活動について等ありましたが、
あんまりおもしろくないと思いますので割愛します。
想像したくありませんが、
万が一、
全員契約解除になってしまったら、
50年以上続く協力活動事業はどうなってしまうんでしょうか。
スタッフさんたちももうほとんど帰国しています。
たとえ終息したとしても、
そこから、
現地にスタッフさんを派遣して、
安全を見極めて、
要請を見つけて、
募集をかけて、
試験をやって、
訓練をやって、
ようやく派遣再開。
それっていつになるんだろう。
今回の影響で希望者減りそうな気もするし。
他国を支援する前に、自国を立て直さなきゃいけないし。
規模縮小しちゃうのかな?
コロナウイルスが憎いですね。
一時帰国中隊員の今後の対応についての元ネタはこちら
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