普段は毎週末土日両日ともバスケをやっているんですが、
本日はありません。
イベントがあってコートが使えないからです。
そのイベントとは！？
ＰＮＧはキウンガを牛耳っている１大企業である「オクテディ」という鉱山会社のバスケットボール大会です。
（そもそもバスケットボールコートはオクテディ社宅の私有地にあります。だから安全。キレイ。）
なんとそこに招待されちゃいましたー！
一人しかいない希少性からか日本人への優遇がすごい！
まず車で迎えに来てくれましたｗ
会場に着くと、
いつもとは異なり、風船とかでデコられています。
ＰＮＧの方は本当にこういう飾りつけが大好き。
（見栄っ張りという言葉は飲み込みますｗ）
試合はというと、
どうやら、家族ぐるみのゆるっとした紅白戦みたいです。
男女混合で、大人も子どもも一緒。
私と私をバスケに誘ってくれた１番上手いフィリピン人の友人で別々のチームにそれぞれ混ぜてもらいます。
さて、ティップオフです。
楽しんでほどよくテキトーにやろうかなーと思っていたら、
円陣組むし、
作戦立てるし、
大声張り上げるし、
審判にクレームつけるし、
かなりガチｗ
負けず嫌いのＰＮＧらしさが全面に出ていますね。
しっかり４ピリやり、
むちゃ走らされましたｗ
結果ですが、
私のチームは負けてしまいました。
が、
得点王になりましたー！
てへぺろｗ
みんな体力無くて走れてないからね。
一人だけ３.５ピリくらい出て、
１番上手い友人が出てるときはオールコートマンツーでガッツリ付いてたからそりゃーねｗ
ボール持たせたらほんとどこからでも撃ってくるんだもん。
まじで実写版緑間！ｗ
今回のイベントは、
日本の勤労感謝の日、的なのとは一切関係なく、
ただ歳末という時期に行われた一企業のイベントだと思いますが、
なんかこの偶然にちょっとだけ感動を覚えましたｗ
あー、楽しかったー！！
先日のマラソン大会に続き、またこの町で少しだけ有名人になってしまいましたｗ
中央のオーストラリア人がオクテディのＣＥＯ
＊補足情報＊
「オクテディ」は、隣町のタブビル鉱山で取れる金銀を精製する会社です。
（タブビルは住むには適していない町のため。逆に言うとキウンガはそのために開かれた町。ほんと森のなかにポツン。）
キウンガでは、ＢＳＰ銀行やＳＰビールといった、ＰＮＧの最大手企業よりステータスが高く扱われています。
つまり、社員は、かなーり優秀でお金持ちです。
しかし、以前にも記事に書きましたが、個人的に気になることが２つあります。
１つ目は、ＣＥＯがオーストラリア人であることを筆頭に、重役にＰＮＧの方が多くないこと。
雇用が生まれていますし、そこで経済が回っているので、全部が悪いってわけではないと思いますが、ＰＮＧ人の気質としてよく見られる他力本願で支配されがちな部分が垣間見えます。
十数個あるスーパーもすべて経営者は中国人かフィリピン人だもんなー。
うーーん。
２つ目は、金の精製にウエスタンプロビンス（西州）の象徴であるフライ川を犠牲にしていること。
精製に川の水を使用しているため、ドブ川です。
目黒川みたいｗ
（地域住民は洗濯やシャワーとしても使っていますが・・。）
オクテディはその賠償金を住民に支払っているため、
いわゆる、セトルメントと呼ばれるところに住む方や、住所不定の方はいないですし、
ＰＮＧの他の地域と比較すると、キウンガは裕福で、治安も良いんですが、
なんかなーと考えさせられます。
ウエスタンプロビンスをフライリバープロビンスに改名したいと言うほど、
象徴のはずなんだけどなー。
まー、みんな楽しそうだから良いんですが。
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