2020年4月17日金曜日

待遇の変更。 出張 ⇒ 避難

4月1日付けで事務局から発表がありました。



一時帰国中の制度・待遇の変更について 。




全世界を対象とした外務省渡航情報が

レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に、

引きあがったことをうけ、

我々の扱いが、4月5日から

「業務一時帰国」から「避難一時帰国」に変更となりました。





これで、

14日間の自主隔離以降も日本に滞在する。

ということが明確に決まりました。



引き続き、

日本にいるということ自体に変わりはありませんが、

待遇面で大きな変更となります。



変更点はたくさんありますが、

すべては書ききれませんので、主要なもののみ紹介いたします。





まずは、

「拠点が変わる」ということです。



私の場合、いままでは、PNGに住所を置き、

日本へ出張で来ていたという扱いでしたが、

今発表により、日本在住者となりました。





それに伴い、金銭面の待遇が変わります。



我々は派遣先で生活するにあたり、

現地生活費という、各国で暮らすうえで最低限の費用を支給していただいています。

出張中ももちろん継続されていました。

それが出張から避難に変わったことで停止されます。



代わりに、

契約書に則り、待機手当として、

一律1日3000円支給されることになります。



これは良いことかと思います。

現地生活費は各国によって事情や物価が異なるので、額もちろん異なります。

だから、同じように日本に滞在しているのに、

派遣国によって支給額に差がありました。

それっておかしいことだよなー

と、ずっと思っていましたので。

不平等期間が短期間で済んでよかったです。

(ちなみに、PNGは治安の悪さと、物流の悪さからくる物価の高さでトップクラスの現地生活費をいただいていましたw)





1日3000円ということで、月給約9万円か。

すなわち、3000キナw



もらえないよりはいいけど、

日本で生きていくにはしんどそうな金額ですね。



日本に住むということで、

住民税等納税の対象となりますし。

年金をストップしていた人とかはどうなるんだろう。





お次は住居費について。

滞在先は、実家等が基本路線となりますが、

やむを得ない事由がある場合に限り、

住居手当として1日3000円が支給されるみたいです。



ありがたいですね。

でも、これ、使い方が難しいんですよね。

ホテル滞在だから当たり前だけど、

月額じゃなくて日額だし、

契約期間をいつまでにしたら良いかわからないし、

1日3000円未満じゃないと足が出るし、

感染予防の観点から個室空間が保障されなきゃだし、

原則1カ所滞在だから連泊できなきゃだし。

海外渡航者という理由でホテルサイドに断られたなんて同期もいるみたいです。



対象者は、良い宿が素早く見つかることを願っています。





つづいて、就業について。

元々の契約や、出張の状態では副業等一切禁止されていましたが、

個々の事情に応じて必要となる場合は解禁する。

ということになりました。



そうだよね。

いつまで続くかわからないから、許可せざるを得ないよね。



でも、

このご時世に仕事なんてあるのかな?

いつまで働けるかわかんないやつらを、

例えアルバイトでも雇ってくれるのかな。

ドミノピザ? ウーバーイーツ? 佐川急便?



うーん。

節約しなきゃですね。





他にも医療保険についてとか様々ありますが、

読者のみなさんにはあまりおもしろくないだろうし、

大まかにいうとこんなところですかね。



・・・結局ほぼお金のことw

お金がないと生きていけないということですね。





そんでもって、

最後に。



やはり今回の最大の変更点は、



「日本での滞在が短期間で終わる見通しがたたなくなった」



ということではないですかね。

もちろん明示はされていないですが。





出張から避難への変化ということですからね。



実際、

PNGは4月2日、

2カ月間非常事態宣言を延長することを発表しました。





再赴任等にかかる今後については、

事務局から4月下旬に連絡があるみたいですが、

どうなるんだろう。。。



私の予想では、

そこで、

待機の継続を希望するか、

任期短縮を希望するかのヒアリングがあるんじゃないかなー

なんて思っています。

・・・せざるを得ないというか。





もし本当にそうなったら、

難しい判断がせまられるよね。



仕事を辞めたり、内定を断ったりしてまで、

受験して、派遣を勝ち取ったんだから、

戻りたくて、活動を再開したいだろうけど、



現実問題、

まず、自分自身が生活をしていかなきゃですからね。

終わりの見えない待機って・・・。





うん。







みなさんと同じように、

我々も、

先行き不透明ななか、

いまを必死に生きています。



私はというと、

4月5日(日)で自主隔離期間が終了いたします。



さて、

何しよう。

何ができる。

何をしなければならない。

いまこそ人間力が問われるときですね。

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