2020年4月23日木曜日

【号外】一時帰国中隊員の今後の対応について

4月23日木曜日、


4月下旬に連絡すると言われていた、

「今後の対応について」が、

ついに送られてきました!

南アの同期からw

PNG事務所より南ア事務所の方が対応が早かったみたいです。

時差を超越してるw



早速報告させていただきます。



新型コロナウイルスの猛威は収まるどころか拡大の一途をたどっています。

我々の活動現場である、開発途上国での更なる感染拡大を懸念する声も高まっています。

このような経緯を踏まえ、

当初想定していた以上に状況の改善には相応の期間を要することから、

以下の方針で進めるよう決定いたしました。



1.再赴任の目途は立っていない。

安全と健康を考えたら、現時点では再赴任させることができないみたいです。

そうですよね。

感染の心配だけでなく、

医療体制や風評被害等を考えたらちょっとね。

各国のVC(ボランティア調整員)も順次一時帰国を行っているみたいです。



2.JICAボランティアハンドブックに則った対応を取る。

JICAボランティアハンドブックは我々の憲法です。

学校で言うと、生徒手帳的な?

活動についてや、契約について等、ありとあらゆる決まりが載っています。


具体的には、

①90日間を目途に再赴任の可否について報告。

避難一時帰国開始から90日間を目途に再赴任の可否について、

最終決定をするみたいです。

4月5日から避難一時帰国が始まったため、

最終決定日は7月3日頃かな。

基本的に、この日までは待機が決定したということですね。

うーん。

微妙なライン。

厳しいかなーー...


②120日間をもって合意書解除。

7月3日の判断で、再赴任の目途が立たない場合、

避難一時帰国期間終了日をもって派遣期間満了扱いによる派遣期間終了。

避難一時帰国開始から120日間だと、

我々の場合は、8月2日ですか。

それをもって合意書解除。

すなわち、契約解除ってことね。

そっからどうなるんだろう・・・。

2学期から職場復帰!?

いよいよ例の担任と一緒に働くのか?w



3.避難一時帰国期間中に派遣期間終了日を迎える隊員は、同終了日をもって派遣期間終了。

文字通りです。

2019年度からは、年間3次隊編成ですが、

先輩たちは、4次隊編成でした。

毎年1,4,7,10月に派遣スタート。

派遣期間はちょうど2年間だから、派遣終了も同じく1,4,7,10月です。

ということは、

2018年度1次隊(7月派遣終了予定)の先輩はもうおしまいってことですね。。

予想はしていただろうけど、いざ直面するとね。

正規の満了まであとちょっとだったのに。

集大成だったのに。

彼らを思うと、胸が痛いです。

我々もどうなるかわかんないですが、

ちゃんと、お別れの挨拶したかっただろうなーーー。



4.登録制度の導入。

再赴任の目途が立たず、合意書解除となった場合の救済措置を作ってくれました。

残りの派遣期間が長く、希望する隊員は、

海外協力隊の有資格者として、登録することで、

派遣可能な環境が整い次第、協力隊事業に参加する方法を検討している。

とのことです。


準備ができ次第報告するみたいですが、

この制度が我々に射した唯一の希望の光ですね。


どういう制度なんだろう?

我々は残りの契約期間が長いから、

これからは、この制度の詳細を待つ日々になりそうです。




こんなところです。



◆メールを見ての個人的な感想

予想通り。

って感じです。

90日と120日。

これがターニングポイントですね。


でも、同時に、

やっぱりJICAってすごい。

そう思いました。


未曾有の事態ではありますが、

きちんと、ハンドブックに則った対応をしてくださるみたいです。

契約と言ってしまえばそれまでですし、

そうせざるを得なかったとも言えなくもないかもしれませんが、

多くの企業が解雇したり倒産したりする状況で、

言うことと、実際に実施することでは大きく違いますからね。

契約解除の可能性もゼロでは無いと思っていたため、

純粋に、

守っていただいているなー。

大事にしてくれているなー。

と感じることができました。


この期間を利用して、

就職活動をしたり、

採用試験の勉強をしたりもできますからね。

ありがたいです。


自己研鑽や研修の機会を提供してくれたり、

求人案内をしてくれたりもしているみたいですし。


そんなすぐにはなかなか切り替えられないかもしれませんが、

生きていくうえで大切なことですからね。

みんなでちょっとずつ前に進まないと。




一方、

と、言いつつも、

なんか、

本当に終わりなのかなー。

と心のどこかにぽっかり穴が開いているってのも事実です。



愚痴はむちゃくちゃ言ったし、

任期短縮だの、

日本帰りたいだの、

いろいろ言ってきましたが、

最後までやりきりたかったなー。


いま、PNGに入国したら、

おそらく、

「行った」という感覚ではなく、

「帰ってきた」という感覚になると思います。


そのくらい、私なりにPNGに愛着がありました。

私なりに。


やり残したことたくさんあるし。

っていうか、

ほとんど何もやってないし。


雨飲んで、

炎天下ランニングして、

バスケして、

犬に追いかけられて、

ブログ書いて、

TOEICの勉強して、

8回泥棒に入られただけ。

 ← 学校での活動ほぼ無いw


もっと同僚とくだらない話で笑い合いたかったし、

国家試験で生徒にぶっちぎりの点数を取らしてやりたかった。

数学の楽しさと有用性を伝えたかった。


できればPNGのキウンガ。

それが叶わないならば、

別の国でも良いから、

任期満了まで活動したいなー。


って、

まだ合意書解除が決まったわけではないですね。

信じて待つのみ。


とりあえず、

世界の平和を心より願っています。





結びに、

青年海外協力隊事務局局長のありがたい言葉をご紹介させていただきます。 



感染の影響が長期化すると言われている中、

仮に、見通しが立たない状況となった際には、

皆様を引き留め続ける事が

必ずしも皆様にとっても最善の方策とはならないのではないかと考えております。

同時に、今の日本と、世界にとっても貴重な皆様の志は、

どのような次の一歩を踏 み出されても、

必ずや力強く成長し続けると確信しておりますし、

私もその志を応援して参りたいと思います。




*4月30日追記*

「一時帰国中隊員の今後の対応について」に対する質問の回答が出たのでリンク貼ります。



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