プロ野球開幕!
直前に、坂本選手、大城選手が微陽性になるなど、
かなり心配しましたが、
無事に開催できて本当によかった!
ここにたどり着くまで、
私が関心のあるスポーツイベントだけでも、
本当に様々な議論がありました。
春のセンバツ中止。
オリンピック延期。
インターハイ中止。
WBC延期。
なかでも
夏の甲子園中止。
これはすごく考えさせられました。
様々な方がいろんな発言をされていて、
そうだよなーとか、
理屈ではわかっても気持ちがついて行かないよなーとか、
いろんな風に思わせてもらい、
私も、
ブログという発言できる場があるから、
何か言う?
いや、言わないと?
と考えましたが、
一切言葉が出てきませんでした。
すみません。
出場するチャンスすら与えられなかったリアルな姿が
あまりにもイメージできすぎてしまうから。
泥だらけのユニフォームが、
ボロボロになった掌が、
炎天下吹奏楽部やチア部が精一杯応援している姿が、
鮮明に脳裏によみがえってきます。
間違っても軽はずみなことは言えない。
彼らには到底及びませんが、
私もただただ残念であり、
無責任ではあるけれど、
なんとか乗り越えてほしい。
人生に生かしてほしい。
と切に願っています。
一方、
夏の甲子園の中止をうけ、
センバツ出場予定校の交流試合開催、
甲子園の砂のプレゼント、
都道府県レベルでの大会開催、
高校生向けトライアウト、
等、
代替案が検討されています。
大人たちも、
せめてセカンドベストをと、必死に動いています。
が、
結局、
代替案は代替案でしかなく、
甲子園に変えがきくものなんて存在しない。
甲子園のためだけに、
小学校低学年から軍隊のような練習を、
遊びも家族旅行も
ときには勉強も犠牲にして、
痛みを隠して、
感情を押し殺して、
ずーっと必死にやってきたんですよね。
ほんの少しは理解しているつもりです。
悔しいよね。
歯痒いよね。
やりきれないよね。
どうしたら良いかわからないよね。
簡単には割り切れないよね。
加えて、
入試が変わり、
アクティブラーニングだの、
オンライン授業だの時代に振り回され、
引退試合すらできないまま引退になる可能性があり、
体育祭も文化祭も修学旅行も遠足も実施できない可能性すらある。
本当に大変な時代を生きています。
けれども、
なんとか、
少しでも、
彼らの2020年度がマシになりますように。
イベントは減ってしまったかもしれませんが、
いろいろあったけど、
この世代に生まれて良かったと思ってもらえますように。
一人の大人として、
一教育関係者として、
現在や今年度はもちろんですが、
それに留まらず、
制度や教育の在り方等を今一度見つめ直し、
教員人生を通して、
できうることを誠心誠意やっていきたいと思います。
何もできないからこそ、
一生懸命働き、教育界に還元したいと思います。
君たちのひたむきな姿が大好きです。
いつまでも応援します。
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