2020年7月7日火曜日

30歳の進路相談。これが私の回答。

7月6日(月)久しぶりに学校に行ってきました。



目的は、

管理職(校長、副校長)と今後について話すことです。


JICAへの回答は16日が締め切りですが、

職場への影響を考えると、

なるべく早い方が良いと思ったため、

一番生産性が高いランニング中に自分の考えを必死にまとめあげ、

早々に面談を設定していただきました。

お忙しいなか時間を作っていただき感謝です。


流れは、

1.JICAの決定事項の報告

2.私の希望の表明

3.質疑応答

4.管理職の考えとアドバイス

5.今後のキャリア形成について

って感じです。



 *以下、言える範囲での詳細*


まず、決定事項を報告させていただき、

私の希望を伝えました。


それは、

「登録制度を利用させていただくこと」です。

辞退ではなく。


かといって、

次の再派遣可否判断基準日である10月に、

仮に派遣可能と判断されても、

再派遣を希望する。ということはしません。


10月どころか、

今年度中はしません。


気持ちよく送り出していただいただけで十分感謝しているので、

出たり入ったりすることで、これ以上職場に迷惑かけられないから。


それは同時に、

PNG。キウンガ。

そして、

同期とさよならを意味します。

バイバイ。

ありがとう。



ではなぜ登録するか。


希望すれば、

2023年7月まで登録することができるからです。

登録することで、

期間内であれば、優先的に再派遣されることが可能となります。


3年間。

未来は誰にもわかりません。

希望の要請があるかもわかりません。

タイミングが合うかもわかりません。

でも、

要請と私の意志と所属先の許可が合致すれば、

もう一度チャンスが与えられます。


職場環境、異動の兼ね合いなどで、

それが、

来年度になるか、

再来年度になるか、

2023年度になるかはわかりません。


派遣されるにしても、

おそらく派遣国は変わってしまうと思いますし、

場合によっては、

縁が無く、流れてしまうかもしれません。

奇跡的に結婚してるかもしれないしwww


ただの未練であることはわかっています。


でも、

現在の私は、

そこに唯一の希望の光を見出そうとしています。



続いて、

制度や、細かいことについて質疑応答があり、

管理職のご意見です。


カネゴン先生は過員といえど、

本校に籍があり、作れば席はある。

だから、

JICAとの契約が切れるのであれば、

産休代替等でなく、

本校に戻ることが当然だし、歓迎する。


そして、

行きたいと思ったときに行かないと絶対に後悔する。

むしろ、

タイミングを逃せば行けなくなってしまう。

そして、

行けばそれが財産となり、確実に教育に生きる。

だから、

遠慮せず行きなさい。

登録を希望するなら、登録しなさい。


でも、

今年度は復職するということであれば、

年度途中からとはいえ、チームの一員として、

授業、校務分掌、部活動顧問等

全部みんなと同じように担当してもらい、

存分に働いてもらいます。


と、

大変ありがたいお言葉を言っていただきました。

懐の深い校長、副校長で本当に感謝です。

相変わらずの周囲に恵まれる才能。

コイツのおかげでここまでやってこれましたw



でもね、

ここで問題。

案の定、現場からは求められていないんだよね。



面談のあと、数学科室へ行くと、

授業の合間にも関わらずかまってくださりました。


笑いながら、

私の授業あげるよ。

とか、

放課後の消毒担当やればいいじゃん。

とか、

ゴミの分別担当やればいいじゃん

とか、

オンライン授業の編集担当やればいいじゃん

とか、

冗談を言って、

かわいがってくださりましたが、


自分の大切な生徒への授業を割り振りたくないよね。

普通に。

しかも年度途中から。

3年間を見越して、緻密な計画を立てていますからね。


仮に、1人18コマ持っている授業を、

私が入ったことで、

1人17コマ均一にするためには、

大幅な変更が必要です。

(数1は3単位、数Aは2単位と決まっています)


それを避けるために、

前回言ってくれたみたいに今回も、

展開数を増やすとか、

ティームティーチングにするとか、

放課後補講担当にするとか、

いろいろ言ってくださりましたが、


生徒はそれを求めているのかな。


求めてないよね。

私のために無理やり仕事を捻出してるだけなんだよね。

それって授業の意義が根底から間違っちゃってるんだよね。



わかってはいたけど、

私に戻る場所なんてありませんでした。


この不景気に帰れる職があるのは大変ありがたいですが、

居場所はありませんでした。


むしろ、

時間割りをはじめ、

様々なことで再調整が必要となり、

管理職、同僚教員、企画室、用務室のみなさんの仕事を確実に増やしています。


みなさんとても良い人だから、

そんな様子をおくびにも出しませんが、

単純にやっかいものです。

つらい。


前も言いましたが、

これで私がコロナウイルスやインフルエンザに感染でもしたら本当に笑えない。


せめて元気でいること。


そして、

過員として、

みなさんの痒い所に手が届くような働きをして、

少しでもマイナスからのスタートを挽回すること。

それが今年度の私に課せられた最大であり、

最低限の責務になることでしょう。


仕事については、

正直自信あります。

私ならできる。 ← 勘違いのイタイ奴w


でも、

まだまだ未熟者として、

慢心することなく、

過員として、与えられたことをなるべく引き受け、

地道にコツコツと、精一杯やっていこうと思います。



そういえば、

現在の学校はというと、

時差登校、分散登校、臨時時間割、

短縮授業、オンライン授業の活用など、

様々な工夫を凝らしながら、

より良いサービスを提供できるよう臨機応変に対応していました。


ストレスは多々あると思いますが、

それを飲み込み、

生徒も少しづつ日常を取り戻しつつあるみたいです。


部活動の大会に続き、

入学式、遠足、体育祭、文化祭等、

ほとんどの行事が中止になってしまっている状態で、

本当に頭が下がります。


この時代を生きる子どもたちに何ができるだろうか。


それを考え続けることが間違いなく我々大人の課題ですね。





とりあえず、

私は登録制度を活用させていただきますが、

8月から復職となり、

今年度中の再派遣はありません。

PNGに戻ることはありません。


ブログはもうちょっと続けますが、

当記事をもって選択肢に対する私の回答をご報告させていただきます。


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