2019年10月7日月曜日

CPの話

今週末は特に書くに値するようなことがなかったため、完全に別のことを書きますw



青年海外協力隊として、活動する際、

通常CP(カウンターパート)というものが存在します。

ビジネスマンじゃないと、あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、

協働するパートナーみたいな感じですかね。

*コストパフォーマンスの略ではありませんw


具体的には、

・彼らの技術が向上する支援を行ったり、

・一緒に活動したり、

・現地の方との橋渡し役になってもらったり、

逆に、

・現地での生活の補助をしてもらったり、

って感じです。


教育系隊員の場合、

プライマリーでは、担任の先生がCPとなり、

1つの学級に特化して、

CPの授業を観たり、

CPに授業を観せたり、

TT(ティームティーチング)を行ったりして、

CPの技術支援を行うという例が多いかと思います。


セカンダリーでは、教科主任や、同じ科目の先生がCPとなり、

科目に特化して、同様な活動を行うような感じです。



しかし、私はというと、

小学校教育という職種ではなく、

かと言って、セカンダリー配属でもないため、かなりあやふやなポジションにいます。


「プライマリーにいるのに、数学専科」


そんな同僚なんて一人もいませんw


そのためかはわかりませんが、

私にはCPがいませんw

こんなことある!?w

強いて言えば・・・校長なのかな?w


グレード8の先生4人がCPという見方もできるかもしれませんが、

彼らは数学専科でないため、数学だけに力を入れるわけにはいかないですし、

毎日本当に忙しそうなんですよ。


だからかはわかりませんが、

絶賛マンパワー実施中という構図ができあがっております。

彼らの負担が減るならそれでもいーやw

もうなんでも良いw


でも、報告書に書かなくてはならないし、

自分の活動のためにも、一応、

私のボランティア活動における目的や求められていることって何?

と、CPであろう校長に聞いてみました。


例のティーチャーズデーのときのことです。

食事前のスピーチとともにご紹介。


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[まずはスピーチから]


私たちは何の製品も作ることができない。

富を生み出すこともできない。


じゃあ我々の仕事はなにか?

それは、コミュニティを作ることだ。


私たちは聖職者として、みんなを幸せにすることが仕事だ。

お金はなくたって幸せになることはできる。


さらに、ありがたいことに、

我々は活動を行うにあたり、様々な方に支えられている。

こんな素晴らしいことはない。


ティーチャーズデーで生徒から感謝されたが、

逆に生徒を含めたいろんな人に感謝しながら、

今日という日を最高にハッピーな日にしよう。

HAPPY TEACHER’S DAY!


なんか良いこというよねーー。

私というか、日本人に考えが近いというか、

すごくしっかりしていらっしゃいます。

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[続いて私の問いに対する回答]

(ちょっと悩んだあとに)


教科科目はたくさんあるけれど、

数学はstrong subjectだ。


数学ができれば視野が広くなる。

数学ができれば物事を深く考えることができるようになる。

数学ができれば人生が豊かになる。


でも、現状として、私を含めたPNG人の多くが数学を苦手としている。

だから、数学の楽しさがわかるように。

数学の基礎基本が身に付くように、指導してほしい。


そして、生徒の人生を豊かにしてほしい。



・・・私の考えと酷似しています。

べつに数学自体は正直どうでも良くて。

数学という教科を通して何を与えることができるか。

それが大事だと思っています。

うちの校長ほんとすげーちゃんとしてるなー。

目的が明確化されわかりやすくなりました。


ということで、

尊敬する素晴らしいCPとともに、

目的を達成すべく全力で活動していきますね!


投稿に合う写真が無いから、芋でも載っけてみますねw
芋って一気に途上国感増すよね?w

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