走った直後に雨降ってきたため、ずぶ濡れのランでしたw
あー早くシャワー浴びたい。
午前語学クラス
今週でいよいよ語学授業も終わりとなります。
嬉しいけど、寂しい。
社会人になって、
お金をいただきながら、ご飯と住むところを提供していただきながら、英語を学ばせていただけるって本当にありがたいことだなーって。
最近すごく思います。
感謝を結果で返したい!
さて、本日の午前のテーマは crime について。
あまり、良いテーマではないかもしれませんが、知っておいた方が良いことですよね。
1.Have you ever been a victim of crime?
あります。
生徒に話したこともありますが、痴漢にあったことが。
あとは、ネット販売で15000円振り込んだのに届かなかった経験があります。
2.What places have the highest crime rates in Japan?
調べればすぐわかります。興味があったら調べてみてください。
3.Do you always lock the door to your house?
開けっ放しなんてあり得ない!
と思っていましたが、駒ケ根の私の部屋は開けっ放しですw
環境で人って変わるんですねw
夜間違えて他隊員が私の部屋の鍵穴をガチャガチャしたときは焦りましたw
そのあとは、crime の vocabulary 調べをしました。
午後
前半2時間は語学クラス。
マイケル・サンデル教授を知っていますか?
むちゃ有名ですよね!?
8年くらい前だったかな。
これからの「正義」の話をしよう という本で一躍有名になりました。
当時大学生だった私も拝読させていただきました。
こちらもオススメの本ですので、よかったらぜひ!
今回授業で扱ったのは、本とは異なる題材です。
ハーバード大学の講堂で実際に学生に講義している内容を録画したもの。
有名な「トロッコ問題」と「臓器くじ」と「ミニョネット号事件」についてです。
簡単に詳細を説明します。
いろいろ矛盾とかはありますが、細かいところや他の選択肢は考えず、純粋に2択で選んでください。
①トロッコ問題
(1)トロッコが暴走しました。このままでは5人が確実に死にます。線路を切り替えた場合5人は助かりますが、切り替えた先にいる異なる1人が確実に死にます。いま、あなたは、線路の切り替えポイントにいます。線路を切り替えますか?
(2)トロッコが暴走しました。このままでは5人が確実に死にます。あなたは、橋の上から線路を見ています。橋の上のあなたの隣に太った人がいます。その人を突き落とした場合、太った人は確実に死にますが、トロッコを止めることができます。あなたはその人を突き落としますか?
②臓器くじ
5人がそれぞれ、心臓、すい臓、肝臓等、異なる臓器に問題を抱えており、余命がもうありません。そこへ、健康診断をしにきた健康な人が現れました。その人から5つの臓器を移植すれば5人全員が助かります。健康診断に来た人を犠牲にしますか?
ただし、適合性等は考慮しません。
③ミニョネット号事件(実話です)
海上事故です。4人が船に乗っていた船が沈没し、いま救急ボートにいます。飲食物がありません。そのなかの親族が誰もいない一人が我慢に耐えられず海水を飲んでしまい過塩分となり病気になりました。瀕死の状態です。そこで、3人は瀕死の男の喉を切り、血肉を食べなんとか生き残ることができました。あなただったらどうしましたか?
ただし、死んでからでは血が凝固し、飲料を入手できないため、4人全滅するとします。
①(1)は大多数が数の比較で1人を犠牲にするといいます。
しかし、(2)の状況になると、大多数が突き落とさないことを選択することに面白さがあります。
当クラスも私以外の全員が同じ意見でした。
ちなみに私はいずれも何もしません。
それが運命というか。
例え間接的であったとしても生と死に関わりたくない。
5人に感謝されても1人の遺族に恨まれたなかで生きてなんていけない。
ずるいかもしれませんが、できれば結末も見ずに逃げ出したいです。
ただ、実際現場に居合わせたら、どちらも確実に死ぬとはわからない状況ですよね。そしたら、突き落としはしないけど、線路を切り替えるかもしれません。
②はみんな一緒かな。そんなことできませんよね?
③人の肉。ましてや友人の肉なんて食えない。あり得ない。
と思いますが、実際現場にいたらどうだろう。
可能性はありますよね。
クラスでは、残酷だけど、殺していいかって本人に聞くことが必要ではないかとの話になりました。
うーん。難しい。
モラル的には絶対ありえないけど、法律的には許されるのかなって。
情状酌量というか、正当防衛というか、不可抗力というか。
いずれにせよ、とても難しいテーマです。
授業で扱う場合、高校生が考えることも難しいと思いますし、
ファシリテーションをする教員側の力量も問われる内容ですね。
おまけ。
うちの先生はやっぱりすごい。
普通だったら、これで議論が終わりますが、先生の追質問。
トロッコがAIによる自動運転だとしたら、どうプログラムすべき?
AIはどう判断する? と。
また、橋の上から突き落とすのではなく、ボタンがあり、押せばトロッコは止まるけど、世界のあなたが知らない誰かが尊い犠牲になるのだとしたらどう? だって。
うん。感服します。
興味があったらぜひ、講義を実際に観てください!
https://www.youtube.com/watch?v=kBdfcR-8hEY
夜、脱走してコンビニへ。
これがこの訓練所での私の癒しです。
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