2019年9月10日火曜日

9月9日 よーーーやく派遣日決定!

7:30起床。

本日任地へ出発する同期が手続きの関係で9:00にJICA事務所へ行くので、それに便乗しました。

オリエンテーションは午後ですが、

ドミにいてもどーせダラダラするだけだし、

出張報告書の提出でもしに行きます。


事務所に着くと、朝いちばんにVC(ボランティア調整員)さんから、ビッグニュース!!!

私の派遣日が決まりましたーーーー!!!!

ついに!!!

「9月11日水曜日午前便」です!

あさってですね!

うん。

ちょうどいい!

今日ある程度、パッキングしてー、

ドミの掃除してー、

明日買い出ししてー、出発って感じですね!


いよいよって感じでちょっと興奮気味ですw

私の存在意義って何だろう。と危うく鬱になるところでしたw

出発がビリにならなくてよかったー!

最後の人、掃除よろしくw


さて、私の話は置いといて、同期の話をします。


彼は、本来はスリランカに派遣される予定でした。

理学療法士という職の募集要請がもともとあまり多くなく、

ある中から選んだのでスリランカに強い思い入れはないと言っていましたがw

昨年8月の合格から、イメージを沸かせ、

事前にオンラインでスリランカの公用語であるシンハラ語の学習をしていたのに、

行けないっていうのは、ちょっと気の毒ですね。


任国変更になった理由は、みなさんご存知かと思います。

4月21日に起きた、同時多発テロの影響です。

駒ケ根での派遣前訓練開始が4月25日だったことを考えると、本当に直前の出来事でした。


そこからの流れは、

とりあえず、スリランカ派遣予定者全員の駒ケ根での訓練言語を、シンハラ語から汎用性の高い英語に変更。

数回の面談を通して、行きたい地域とやりたい仕事の希望を伝え、

合致した要請が見つかった人から決定という感じです。


そのため、彼が行くポポンデッタという町の理学療法士としての要請はもともとはなく、新たに見つけたものとなります。

彼にとって良かったことかどうかはわかりかねますが、

個人的には同期が1人増えたことをすごく嬉しく思っています。

むちゃ良いやつだし!

料理上手だしw

また前十字靭帯やったときに頼れるしw


とまあ、冗談は置いといて、

PNGでは、

果糖の過剰摂取により糖尿病になり、手足の切断を余儀なくされた人や、

サメやワニに腕を食べられてしまった人や、

ココナツを取ろうと木に登ったら落ちてしまい、下半身不随になってしまった人など、

日本ではあまり考えられないようなことが普通に起こってしまうため、

理学療法士の需要は高いです。


彼の派遣は、PNGにとっては間違いなく大きなプラスです。

彼の底なしの優しさと、

まじめな性格、

1つのことに熱中して取り組むストイックさで、

多くの患者さんの生活をサポートしてあげることでしょう。

”だもんで”、健康安全にだけは十分留意して、精一杯活動してきてください!



午後オリエンテーションです。

HA(健康管理員)さんから、国際協力について自身の経験を踏まえてお話していただきました。

国際協力に代表されるものには、以下の2種類があるみたいです。

青年海外協力隊事業のような開発支援と、国境なき医師団のような人道支援。


開発支援は、相手国のニーズにあわせて経済開発や社会開発することを目的としています。

安全保障のうえに成り立つという前提がありますが、成果が得られるまでに時間がかかってしまう側面があります。

一方、人道支援は、基本的に紛争や災害時に行うため、どうしても危険が伴います。

その反面、スピード感があり、成果を得られやすい特徴があります。

どちらも異なった役割を持つ、大切な国際協力ですね。


今回は、国際協力の核となる部分を探るために、

あえて異なる役割をもった開発協力と人道支援の共通部分を考えてみました。

開発協力 ∩ 人道支援  ・・・集合とか懐かしいw


それは、2つあるようで、

①SMART Goal

Specific Measurable Achievable Realistic Timely

特定され、定量的で、達成可能で、現実的で、時限的な目標設定が大切であること。

②Comunication skills

語学力を大前提としたうえで、より良い活動を行うために、

褒めながら注意(The Feedback Sandwich)することや、

動機付け面接法(Motivational Interviewing)を用いること。

みたいです。


※動機付け面接法とは、

開かれた質問、是認、聞き返し、要約の4つのスキルを用いながら、

関わる、焦点化する、引き出す、計画するという4つのプロセスをたどり、

そのなかで変化に向かっている言動を増やしたり、具現化したりすることで、

会話の場が、自身による動機付けにする手法です。

・・・教育心理で習ったことを思い出しますね。


ちょっと話が難しくなりましたが、まとめると、

国際協力には正解がありません。

形は様々であり、手法もいろいろあります。

今回は核となる部分を探るために共通部分を考え、上記2つが大切であることを知りました。

が、それだけがすべてというわけではありませんよ。と

日々の活動のなかで考えるようなことや、つまずくことがあると思いますが、

We born to be happy not to be perfect.

の精神で、自分にあったやりかたで、気を張りすぎず頑張ってください。

とのことです。

ありがとうございます。


ドミ帰ってきました。

が、例によって、全然パッキングする気がおきません。

なんか派遣される実感わかないしw

毎回直前になんないとできないんだよなー。

うーん。あしたやろーっと。

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